このページではクリプタクトの基本的な使い方を説明しています。
目次
手順1. ユーザー登録
手順2. すべての取引履歴を準備
④ ファイル・APIで対応していない取引所や取引をカスタムで準備する方法
手順3. 計算方法の選択
手順4. クリプタクトでの計算の始め方を選択
手順5. 取引履歴をクリプタクトにアップロード
手順6. 足りていない情報を追加する
手順8. 計算結果を確認する(実現損益の確認)
手順9. データを確定する
手順10. 計算結果をダウンロードする
手順1. ユーザー登録
新規登録する
取引所からダウンロードされるファイルはzipファイルやパスワード付のものなど、必ずしもタブレットやスマホで動作可能なものではないものが多く、ファイル破損のリスクがあり、正確な計算が行えない可能性があります。
手順2. すべての取引履歴を準備
仮想通貨の損益計算には、何年度の損益計算をするかに関わらず過去すべての取引履歴が必要です。
抜けている履歴がある場合、正しい計算結果にはなりません。なお、ご自身の口座間の送金(入出金)履歴は原則不要です。
【基礎知識】口座間の入出金履歴
取引履歴を準備する方法は以下になります:
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取引履歴をファイルで取得する方法 取引履歴ファイルのダウンロード方法
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API連携で取引履歴を取得する方法 API取得方法
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ウォレットアドレスに紐づく取引履歴を取得する方法 Metamask(メタマスク) 履歴のアップロード方法
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ファイル・APIともに対応していない取引所や取引をカスタム取引で準備する方法
クリプタクト対応取引所以外の取引履歴や、個人間での取引、ファイルやAPIでは取得できない取引履歴などは、必要に応じて自身でカスタムファイルを作成してください。
では、ここからはクリプタクトにログインして操作を行っていきましょう!
手順3. 計算方法の選択
新規にご登録をされたお客様がクリプタクトにログインすると、以下の画面が表示されます。
ご登録のアカウントが「個人」か、または「法人」か選択してください。
- 「個人」を選択すると総平均法
- 「法人」を選択すると移動平均法
▼日本国内在住者
▼海外在住者
海外在住者は、居住国で適用可能な計算方法と、会計通貨を選択してください。
手順4. クリプタクトでの計算の始め方を選択
- 最初から計算を始める・・・過去年度分全ての取引履歴をアップロードする方法
- 過去の計算結果を引き継いで計算する・・・「前年度期末時点のコインの保有枚数」と「平均取得単価」を入力して計算を始める方法 ※他社からの乗り換えの方は「過去の計算結果を引き継いで計算する」を選択してください。
▼「最初から計算を始める」を選択した場合
「アシスタント」機能に沿って、取引履歴をアップロードしていきましょう。(※1)
(※1)「アシスタント」機能とは?
損益計算を行うために必要な全ての手順をステップバイステップで案内する機能です。
初めてクリプタクトをご利用されるお客様でも、画面の案内に従ってご対応いただくことで複雑な損益計算も簡単に計算を行うことができます。また、以前からクリプタクトをご利用いただいているお客様にも、お客様がつまづきやすいポイントをステップ毎に画面上で案内しておりますので、損益計算を効率的に進めていただけるようになりました。特に、情報不足のためクリプタクトが処理できなかった取引は「未分類取引」として警告が表示されますが、より分かりやすく整理された「未分類取引」により、お客様ご自身で解消しやすくなりました。
アシスタント画面は、クリプタクトの画面右上のアイコン等からいつでもアクセスできます。もちろん、「アシスタント」機能を利用せずに、直接取引一覧画面から取引履歴を追加・編集等を行うこともできます。
▼「過去の計算結果を引き継いで計算する」を選択した場合
「年度初めの残高入力」ボタンをクリックし、入力画面に移動しましょう。入力方法は、以下ヘルプページをご確認ください。年度初めの残高入力が完了したら、本ヘルプページの手順5に進んでください。
手順5. 取引履歴をクリプタクトにアップロード
取引履歴をアップロードする方法は以下の通りです:
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取引履歴ファイルをアップロードする
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API連携で取引履歴をアップロードする
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カスタム取引をアップロードする
取引所からAPI経由で取引履歴の情報が配信されていない場合や、そもそも取引履歴ファイルに記載が無い場合、または自動対応するために必要な情報が取引履歴ファイルに記載されていない場合は、第三者がお客様の取引履歴を判別することが難しい為、自動対応できかねてしまいます。そのような場合には、お客様ご自身で手動で取引履歴を追加することで補填していただくことができます。
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ウォレットアドレスを連携する
DeFi取引をされているお客様は、ウォレットアドレスの連携で、ウォレット内の取引履歴をアップロードすることが可能です。
なお、お客様ご自身の口座間、またはウォレットアドレス間の入出金履歴は、お客様の損益には影響は無いため、そのような取引履歴はアップする必要はございません。(但し手数料を除く)詳細は、口座間の送金(入出金)履歴をご確認ください。
手順6. 足りていない情報を追加する
手順6.1 DeFi取引の「要識別」を解消(DeFi機能とお使いのお客様)
必要な情報が足りていないため、自動で識別できなかった取引や、DeFi取引以外の入出金取引については、「要識別」として分類されます。ご自身で取引種類を選択し、計算ができる状態にしてください。
手順6.2 取引一覧の「未分類取引」を解消
「未分類取引」とは、情報不足により、クリプタクトでは処理できなかった取引を指します。
「未分類取引」は計算から除外されるため、未分類取引を解消しない限り、コインの残高や損益結果は実際と一致しません。取引履歴一覧上で未分類取引が発生していないか確認し、発生している場合は、必ず解消してください。
手順7. 計算結果を確認する(コインの種類と枚数の確認)
全ての取引履歴をアップし、未分類取引も解消した後、ご自身が把握されている実際のコイン保有枚数と、クリプタクトのポジションが一致するか確認します。クリプタクトは取引所ごとのコイン枚数は追っておらず、アップされた全取引所の合算コイン枚数を表示しています。
▼アシスタント画面から確認ができます。
▼サマリー画面の「通貨別」で、コインのポジション(保有枚数)とコインの種類が合っているか確認しましょう。合っていれば「一致しました」をクリックします。
なお、一致していない場合、何かしらの取引履歴のアップが不足していることを意味しています。差が出ているコインを中心に履歴のアップ漏れがないか確認してください。
未分類取引解消後、コインポジション(枚数)が一致しない時の原因と確認方法
その上で、どうしても思い出せない場合は、差分の調整履歴をアップすることで、一致させていただく方法を以下のヘルプページでご紹介しております。
未分類取引解消後、枚数がどうしても合わない時の〈残高調整方法〉
手順8. 計算結果を確認する(実現損益の確認)
次に、サマリー画面の「年別」で実現損益を確認する画面が表示されます。確認後は、「確認しました」をクリックしてください。
手順9. データを確定する
帳簿設定に移動し、データの確定を行いましょう。
データ確定とは、過去年度の取引履歴や損益結果を確定させる機能です。
お客様がお持ちの以下の悩みや不安を解消します:
- 過去年度の履歴を誤って削除してしまわないか不安だ。
- 過去年度に新しい履歴を追加したことで、すでに申告済みの過去年度の計算結果が変わってしまった。
帳簿設定で、過去年度の日付を指定し、データを確定させましょう。
データが確定されると設定マークがONに切り替わります。
手順10. 計算結果をファイルでダウンロード
最後に、アシスタント画面で必要に応じて計算結果をファイルでダウンロードしましょう。
または、アシスタント画面からではなく、直接「取引一覧」の画面右上、ダウンロードアイコンをクリックしてダウンロードすることもできます。
※雑所得の申告となるため、基本的に確定申告の際は添付書類等は不要と理解しております。
ただあくまで任意になるかと存じますが、ダウンロードできる全履歴ファイルを印刷して添付される方もいるとは伺っています。詳細は税務署にご確認いただければと存じますが、基本的には書類は不要であり、あとは任意でどこまで添付されるか次第かと存じます。
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