このページでは「価格データ未取得」の未分類取引について説明します。
目次
STEP2 価格を入力する(クリプタクトのアシスタント機能をご利用の方)
1. 未分類取引とは
クリプタクトでは、公開している計算方法と市場価格を用いて実現損益を計算しております。ただし、アップロードしていただいた全ての取引を集計する過程で、取引履歴の情報不足のためクリプタクトが処理出来なかった取引は、未分類取引として損益計算から除外されます。未分類取引は、エラーではなく警告として表示されております。
未分類と表示されている取引は、損益計算から除外されるため、最終的な結果が本来のものと大きく異なる可能性があります。必ず未分類取引を解消して下さい。
2. 価格データ欠落とは
クリプタクトの対応コインではあるものの、価格データが取れていないコインのことです。価格データが取れていないコインの取引履歴がアップされた際に、注意喚起として「価格データ欠落」と表示し、未分類取引として計算から除外しています。クリプタクトで対応しているコインや価格の取得期間の確認は対応コインリストからご確認ください。
※なお、クリプタクトでは、設定されている会計通貨(デフォルトは日本円)での損益を算出するために決済通貨(Counter)の価格を参照します。クリプタクトで決済通貨の価格データを取得できていない場合は、価格データ欠落の未分類取引となります。
DeFiトークンについては、価格欠落が発生するまでの過程が通常のコインとは異なるため、詳細は「DeFiトークンとは」をご確認ください。
3. 価格データ欠落の確認と原因
1)クリプタクトで価格取得をしているか確認する
対応コインリストで検索した際に、「取引履歴の価格:データはありません」と表示されている場合、コイン自体はクリプタクトの対応コインではあるものの、価格は取得していないことになります。
また、もし以下の画像のように「取引履歴の価格:2021-08-25~今日」と表示されている場合、クリプタクトでは2021年8月25日~今日までの期間で価格を取得していることになり、2021年8月25日以前の価格は取得していないということになります。
DeFiトークンについては、価格欠落が発生するまでの過程が通常のコインとは異なるため、詳細は「DeFiトークンとは」をご確認ください。
4. 価格データ欠落の解消方法
未分類取引は計算から除外されているため、それにより後の取引も連鎖的に未分類取引になっていることもございます。そのため、最も日時の古い未分類取引から解消していただくと、その後の未分類取引も連なって解消される場合がございます。
STEP1 未分類取引の確認
▼まずは「取引一覧」ページ上の「ステータス」→「未分類取引」→「価格データ未取得の取引」→「適用する」をクリックし、フィルターをかけて未分類取引のみを表示させます。
▼「日時」で並び替えをし、一番古い日付の未分類取引から確認する。
▼該当の取引をクリックすると、以下のように未分類取引の詳細が確認できます。
STEP2 価格を入力する(クリプタクトのアシスタント機能をご利用の方)
STEP2.1
画面右上の「ステップ●/●」または、「アシスタントに移動」ボタンをクリックすると、アシスタント(※1)画面に移動できます。(※1)「アシスタント」機能の詳細は「損益計算をステップバイステップで案内する「アシスタント」機能が新登場」をご参照ください。
STEP2.2
「未分類取引を解消しましょう」→「解消する」をクリックします。
STEP2.3
「ウィザードの開始」をクリックしましょう。
▼以下の画面では、未分類取引の主な要因を表示しています。この例では、「価格データ欠落」による未分類取引が含まていることを案内しています。
STEP2.4
「ウィザード」が開始されると、自動的に日付の古い未分類取引が表示されるので、1件づつ順にご自身でお調べいただいた価格を入力し解消していくようになります。
▼ご自身でお調べいただいたコインの価格を入力し、「価格を入力」をクリックします。
もしお客様が、お急ぎでない場合は クリプタクトヘルプページ画面右下にある「サポート」より「新規コイン/価格データ追加リクエスト」をお送りいただくこともできます。 価格追加後は、価格データ欠落の未分類取引は自動で解消されます。(※但し、クリプタクトで価格取得ができない期間があった場合には、その期間についてはご自身で価格を調べ、価格入力いただく必要がございます。)
※CoinmarketcapとCryptocompareのいずれかに掲載がないコインは追加できかねます。
※具体的なコイン/価格の追加時期、追加完了の連絡は行っておりません。クリプタクト対応コイン(随時更新)を自身で確認してください。
但し、DeFi取引で「価格欠落」が発生している場合は、現在の使用では直接画面上から価格入力ができないため、編集可能なコンバート取引にする必要があります。
▼以下の例は、DeFi取引においてFRRというコインはクリプタクトで価格データが無いため未分類が発生しています。まずは「編集可能な取引にコンバートする」をクリックします。
▼また以下の例は、ACはDeFiトークンで価格データが無いため未分類が発生しています。こちらも同様にまずは「編集可能な取引にコンバートする」をクリックします。
コンバート取引の詳細は「コンバート機能の使い方」をご参照ください。
▼上記いずれの場合でも、次の画面でご自身でお調べした価格を入力し、「価格を入力」をクリックすると価格が反映されます。
STEP2 価格を入力する
「アシスタント」機能をご利用頂かない場合は、直接該当の取引詳細画面で価格を入力することもできます。
▼「未分類取引解消」をクリックします。
▼ご自身でお調べいただいたコインの価格を入力し、「価格を入力」をクリックします。
もしお客様が、お急ぎでない場合は クリプタクトヘルプページ画面右下にある「サポート」より「新規コイン/価格データ追加リクエスト」をお送りいただくこともできます。 価格追加後は、価格データ欠落の未分類取引は自動で解消されます。(※但し、クリプタクトで価格取得ができない期間があった場合には、その期間についてはご自身で価格を調べ、価格入力いただく必要がございます。)
※CoinmarketcapとCryptocompareのいずれかに掲載がないコインは追加できかねます。
※具体的なコイン/価格の追加時期、追加完了の連絡は行っておりません。クリプタクト対応コイン(随時更新)を自身で確認してください。
但し、DeFi取引で「価格欠落」が発生している場合は、現在の使用では直接画面上から価格入力ができないため、編集可能なコンバート取引にする必要があります。
▼該当の取引詳細画面で「編集可能な取引にコンバートする」をクリックします。
その後の流れは、コンバート機能の使い方を確認の上、ご自身でお調べした価格を入力してください。
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