「未対応のコインシンボル」の未分類取引解消方法

このページでは「未対応のコインシンボル」の未分類取引について説明します。

 

1.未分類取引とは

クリプタクトでは、公開している計算方法と市場価格を用いて実現損益を計算しております。ただし、アップロードしていただいた全ての取引を集計する過程で、取引履歴の情報不足のためクリプタクトが処理出来なかった取引は、未分類取引として損益計算から除外されます。未分類取引は、エラーではなく警告として表示されております。

未分類と表示されている取引は、損益計算から除外されるため、最終的な結果が本来のものと大きく異なる可能性があります。必ず未分類取引を解消して下さい。

 

2.未対応のコインシンボルとは

クリプタクトで対応していないコインの取引履歴がアップされた際に、注意喚起として「未対応のコインシンボル」と表示し、未分類取引として計算から除外しています。クリプタクトで対応しているコイン、コインのシンボル名は対応コインリストからご確認ください。

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.未対応のコインシンボルの確認方法と原因

1.  確認方法

「取引一覧」のフィルター機能を使い、「ステータス」「未分類取引」→「未対応のコインシンボル(主軸通貨)」→「適用する」で、未分類取引のみを表示させます。
スクリーンショット 2023-10-18 173604.png該当の取引をクリックすると、以下のように未分類取引の詳細が確認できます。
スクリーンショット

 

2. 原因

「未対応のコインシンボル」が発生している原因は主に3つ:

  • クリプタクトで対応していないコインの取引履歴をアップした
  • クリプタクトで採用しているコインのシンボルとは異なるシンボル名でアップした
  • 誤った方法で作成したカスタムコインをアップした

どの原因に当てはまるのか、以下のチェックリストに沿って確認していきましょう。

 

チェックリスト1)クリプタクトの対応コインか確認する

1.  対応コインリストでコイン(正式名称)を検索する

2.  「●●コインについては現在未対応です」と表示される場合は、クリプタクトで対応していないコイン

⇒つまり、「クリプタクトで対応していないコインの取引履歴をアップした」に該当します。

 

チェックリスト2)コインのシンボル名が一致するか確認する

クリプタクトの対応コインであっても、クリプタクトで採用していない異なるシンボル名を入力されると、「未対応コイン」となり未分類取引が発生します。入力されたシンボル名がクリプタクトで採用しているシンボル名かどうか、対応コインリストで再度確認しましょう。

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チェックリスト3)カスタムコインを入力している場合、カスタムコインが正しいか確認する

カスタムコイン(※1)が正しく作成されているか再度確認しましょう。

(※1)カスタムコインとは、クリプタクト対応コインではないコインを、帳簿上でお客様が作成し、「主軸通貨として使うことできるコイン」になります。カスタムコインは、"USER-"という文字列ではじまり、「半角数字・半角英大文字・半角パウンドサイン(#)」を15文字まで組み合わせて自由にきめることができます。詳細は「カスタムコインの作り方」をご参照ください。

 

4.解消方法

未分類取引は必ず日付の古い取引日時から解消するようにしましょう。

未分類取引は計算から除外されているため、それにより後の取引も連鎖的に未分類取引になっていることもございます。そのため、最も日時の古い未分類取引から解消していただくと、その後の未分類取引も連なって解消される場合がございます。

まずは、アシスタント画面に移動しましょう。「アシスタント」機能の詳細はこちらの記事をご参照ください。
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「未分類取引を解消しましょう」「解消する」をクリックします。
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「ウィザードの開始」をクリックしましょう。

以下の画面では、お客様の取引一覧上に発生している主な未分類取引と件数(残りの未分類取引)を表示しています。
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「ウィザード」が開始されると、自動的に日付の古い順に未分類取引が表示され、1件づつ順に解消していくようになります。

 

原因1:クリプタクトの対応コインではない場合

クリプタクトのサポートデスクに新規コイン追加リクエストを送りましょう。

または、お急ぎの場合は、ご自身でカスタムコインを作成し、未対応になっているコインの代わりに、カスタムコインを入力しましょう。コインの価格はご自身でお調べし入力してください。

カスタムコインの作り方

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カスタムコインを入力する場合は、上記画面で「編集」をクリックし、以下の画像のように取引詳細画面で再度「編集」をクリックします。

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以下のコイン「HHH」はクリプタクトで対応していないコインのため、未分類取引が発生しています。

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以下の画面のようにご自身で作成したカスタムコインを入力し、編集を「保存」をしましょう。

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原因2: クリプタクトで採用していないシンボル名を入力している場合

該当コインのシンボル名を編集し、正しいシンボル名を入力しましょう。クリプタクトの対応コインリスト・シンボル名はこちらでご確認ください。

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上記の例では、Quickswap(New)はすでにクリプタクトの対応コイン(対応コインリスト)ではあるものの、クリプタクトで採用しているシンボル名:QUICKと一致しないため、未分類取引が発生しています。

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コインを編集する場合は、上記画面で「編集」をクリックし、以下の画像のように取引詳細画面で再度「編集」をクリックします。

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以下のコイン「QUICKNEW」はクリプタクトで採用していないシンボル名のため、未分類取引が発生しています。

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以下の画面のようにシンボル名を修正し、「保存」しましょう。

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原因3: カスタムコインを誤った方法で作成し入力している場合

カスタムコインは、"USER-"という文字列ではじまり、「半角数字・半角英大文字・半角パウンドサイン(#)」を120文字まで組み合わせて自由にきめることができます。再度、ご自身で作成したカスタムコインが正しいか確認し、「編集」ボタンからカスタムコインを修正しましょう。

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以下の画像のように取引詳細画面で再度「編集」をクリックします。

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以下のカスタムコインは、英小文字が含まれているため未分類取引が発生しています。

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以下の画面のようにカスタムコインを修正し、「保存」しましょう。

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同一コインで大量の未対応コインが発生している場合はカスタムファイルで一気に履歴をアップすることも可能です。
カスタムコインの作り方
カスタムファイルの作成方法