こちらのヘルプページでは、クリプタクトMCPサーバーの書き込み機能の利用方法についてご説明いたします。
1. はじめに
クリプタクトのMCPサーバーが書き込みに対応しました。ClaudeなどのAIエージェントから、取引データの修正・ファイルアップロード・価格設定などの操作をチャットで完結できます。
MCPサーバーへの接続方法(ClaudeやChatGPTとの連携設定)については、以下のヘルプページをご参照ください。
なお、MCP書き込み機能をご利用の際は、操作内容や反映結果に誤りがないか必ずご確認ください。入力内容の誤りや意図しない操作により生じた影響について、クリプタクトでは責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
ご自身のモデルや、AIアシスタントの試行内容によってプロンプト例どおりの出力が得られない場合もございますので予めご了承ください。
2. 活用ユースケース
取引履歴のファイルアップロード
Claudeを通じて、取引所からダウンロードした取引履歴CSVをクリプタクトにアップロードできます。損益計算に必要なファイルをAIに依頼するだけで、アップロードから計算完了まで一気通貫で対応できます。
こんな方におすすめ:
- 取引所の取引履歴をアップロードしたい
- どのファイルをどこにアップロードすればよいか迷っている
- Claudeを使って損益計算を完成させたい
| プロンプト例 | コインチェックの取引履歴ファイルをクリプタクトにアップロードしてください |
方法① ファイルを直接追加する
方法② フォルダを参照して追加する
ご注意: どの取引所の取引履歴をアップロードするのか明記してください。取引所名が不明確な場合、正しく処理できなかったり、タイムアウトが発生したりすることがあります。
【関連ヘルプページ】
ポジション不足エラーの原因特定と自動解消
ポジション不足が多数発生している場合、ClaudeがMCP経由で古い取引から順にエラーを分析し、原因となっている不足取引データを特定します。カスタムファイルのCSV生成・アップロード・再計算まで1つの会話で完結します。
※ポジション不足となっている取引履歴は損益計算から除外されています。そのため、必ず解消してください。
※ 不足枚数をご確認いただき、取引所やウォレットの取引履歴の取り込み漏れにお気づきの場合は、カスタムファイルではなく、実際に行った取引履歴を追加で取り込み、ポジション不足を解消してください。どうしてもどの履歴が漏れているか思い出せないため、カスタムファイルで不足枚数分を反映する場合は、「Claudeにできること」における→の案内をご確認下さい。
| こんな方に | 確定申告前にポジション不足が多数出て、どこから手をつければよいか分からない方。古い取引履歴のCSVが手元に揃っていない状態の方。 |
| Claudeにできること | エラーを古い取引から順に調査 → 不足取引を特定 → カスタムファイルCSV生成 → アップロード → 再計算、の一連の流れを自動化 |
| プロンプト例 | クリプタクトでポジション不足が発生しています。取引日時の古い順に見て、原因を推定してください。不足している取引はその時点で時価での取得としてカスタムファイルを作成し、User.Customファイルとしてアップロードして解消してください。カスタムファイルのサンプルファイルは指定のものを使ってください。わからないことがあったら私に聞いてください。 |
ご注意:
- 現在、MCP書き込み機能では取引履歴の新規追加ができないため、カスタムファイルで補完する必要があります
- アップロード時はファイルIDに 「User.Custom」 を指定してください
- プロンプト送信時にカスタムファイルのサンプルファイルを添付してください
- カスタムファイルで補完する際に、どのように不足枚数分を補うべきかや、どの時点の価格を取得単価として設定するかなどの税務上の判断については、弊社から明確なご案内を差し上げることができません。お手数ですが、お客様ご自身のご判断、または必要に応じて税理士等の専門家へご相談のうえ設定いただきますようお願いいたします。
例)BTCのポジション不足が2件発生
手順① プロンプトとサンプルファイルを送信する
手順② 原因の推定・解消方法を確認し、問題なければ次のステップに進む
手順③ ポジション不足が解消されたことを確認
クリプタクト上でもポジション不足が解消されたことを確認できます
価格未取得コインの一括解消(カスタム価格設定)
クリプタクトが自動で価格取得できないマイナートークンやラップドトークンについて、ClaudeがWeb検索で当時の市場価格を調査し、価格として設定します。価格未取得を解消して損益計算を完成させます。
※価格未取得となっている取引履歴は損益計算から除外されています。そのため、必ず解消してください。
| こんな方に | マイナーなDeFiトークン・ラップドトークンなどを含む、クリプタクトの自動価格取得に対応していない銘柄を保有しており、損益計算が不完全な状態になっている方。 |
| Claudeにできること | 価格未取得銘柄を一覧表示 → Web検索で過去の市場価格を調査 → 該当履歴を編集し価格入力 → 再計算まで自動化 |
| プロンプト例 | クリプタクトで価格が取得できていないコインをすべてリストアップして、市場価格を調べて該当履歴を編集し、コインの価格を入力してください。わからないことがあったら私に聞いてください。 |
例)GULDの価格未取得が2件発生
手順① プロンプトを送信→価格が未取得のコインリストを確認
手順② 問題点を確認した上で、次のステップに進み、完了
▼クリプタクト上でも価格未取得が解消されたことを確認できます
ご注意:取得してきた価格が実際のものと乖離していないか、取得先についてはご自身で判断したうえで反映してください。
3. MCPでできること
MCPサーバー経由で実行できる書き込み操作の一覧です。
| 対応可能な操作 | 関数 | 補足 |
| 取引履歴の編集 | transaction_edit |
取引種別・主軸/決済/手数料通貨・数量・価格・手数料・日時を更新。未指定項目は現状維持。 |
| 取引履歴の除外 | transaction_exclude |
指定取引履歴を損益計算から除外。 |
| 除外した取引履歴の除外をやめる | transaction_unexclude |
除外した取引履歴を再び計算に含める。 |
| 取引所APIキーの追加 | exchange_api_key_add |
APIキー(読み取り専用)、シークレットキーの追加 |
| 取引所ファイルのアップロード | exchange_file_upload |
取引履歴ファイルをbase64でアップロード(生データ2MBまで)。 |
| 取引所API同期 | exchange_sync |
連携済み取引所APIの同期を開始。 |
| 取引所API同期のキャンセル | exchange_sync_cancel |
実行中の同期を取引所/サブアカウント/API接続先単位で停止。 |
| DeFiウォレットの追加 | defi_wallet_add |
ウォレットアドレスの追加。 |
| DeFiウォレットのメモ更新 | defi_wallet_update |
登録済みウォレットのメモを更新。 |
| DeFi取引の取引種類変更 | defi_edit |
DeFi取引履歴の識別済み取引種類を変更。 |
| DeFi要識別取引の一括承認 | defi_accept_all |
DeFi自動識別の提案をチェーンファミリー単位で一括承認。 |
| リスク取引への一括編集 | defi_mark_risky |
DeFi要識別のリスク取引へFEEONLY/BONUS等を一括割り当て。 |
| 資金移動の一括編集 | defi_mark_transfers_self |
DeFi要識別の送金を資金移動として一括割り当て。 |
| 帳簿設定の更新 | ledger_update |
基準通貨・取得原価法・タイムゾーン・会計年度などを変更。 |
| 再計算 | ledger_reprocess |
再計算の実行。 |
| 計算結果の生成 | ledger_download |
計算結果ファイルの生成、ダウンロード。 |
| 言語設定の更新 | user_settings_update |
表示言語(en/ja)を変更。 |
4. MCPでできないこと
現時点では、以下の操作はMCPサーバー経由では対応していません。これらの操作はご自身のクリプタクトのアカウントにログインし直接操作してください。
| 対応不可な操作 | 理由・補足 |
| 取引履歴の手動追加 | transaction_edit は既存取引の編集のみ対応。手動入力の操作はできません。 |
| 取引履歴の削除 | 削除は提供されていません。計算から除外したい場合は、「除外」を使用できます。 |
| 2MB超のファイルアップロード | base64 エンコードの制限により、大容量ファイルはアップロードできません。 |
| ウォレット連携の削除 | defi_wallet_add はウォレットの追加のみ対応。 |
| APIキーの削除 | exchange_api_key_add は追加のみ対応。API連携削除はできません。 |
| プラン変更・課金操作 | billing_plan は参照専用です。 |
| DeFi要識別取引の解消 | defi_accept_all はシステムにより提案された取引の承認のみが可能です。 |