このページでは、Bybit(バイビット)の履歴への対応状況をご紹介します。
1.ファイルで取得できる履歴の期間
- 最大2年間のデータをエクスポート可能(1回でエクスポートできる最大データは、現物アカウントと資産運用アカウント⇒6か月、デリバティブアカウント⇒3か月)
- 1回でエクスポートできる最大件数は10,000件。
- 1日最大5回エクスポートが可能。
- エクスポートは5〜10分以内に処理され、完了するとファイルをダウンロードできる。
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各ダウンロードURLは7日間のみ保存される。
※2年以上前から取引の経験がある場合、カスタム取引で取引をアップしてください。
Bybit(バイビット)の取引履歴ファイルのダウンロード方法
2.APIで取得できる履歴の期間
取引所のAPIの仕様上いつ時点から取引履歴を取得できるか、明確ではありません。現在クリプタクトでは以下の通り取得できる期間については理解しております。
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現物履歴
- 標準アカウント:過去180日分
- 統合取引アカウント(UTA):過去2年間 ※標準アカウントから統合取引アカウントにアップグレードした場合の履歴の取得可能期間については定かではないため、詳細は取引所にご確認ください。
- コンバート履歴:過去約4か月
※API経由で取得できない過去の履歴については、ファイルをダウンロードしアップロードしてください。現在API・ファイルともに自動対応できない取引種類は、自身でカスタムファイルに記載し、アップしてください。
3.取引種類別の履歴対応状況
ご自身の取引によって、APIまたはファイルでアップロードしてください。
*1 デリバティブ取引の資金調達料について、ポジションをクローズする際に反映されます。(取引の損益+資金調達料=クローズ時に損益として表示)理由として、当初デリバティブ取引に対応開始した際に、取得できた実現損益の履歴が実現損益(closed P&L)で、その履歴においてクローズ時点で資金調達料が反映されていたためとなります。(APIも同様となります)今後、実現損益(closed P&L)以外の履歴から資金調達料を取得することも検討いたしますが、すでにクローズ時点で反映している資金調達料の履歴との兼ね合いなどから、すぐに対応できるかについて現時点ではお伝え出来かねてしまいます。年度を跨いでしまう場合には、その年度の実現損益が若干ずれてしまうことがあるかとは存じますが、もしクローズする前に資金調達料をその年に計上されたい場合はBONUSまたはLOSSで手動で資金調達料の履歴を追加ください。
2-8.ボーナス/キャンペーン/エアドロップ(AirDrop)/ファンディング(Funding)/ハードフォークによるコイン入手
なお、年を跨いで翌年にその取引をクローズされますと、資金調達料を含んだ損益が反映されるため、すでに前年度に計上している場合は、該当の履歴を自身で修正いただくか、別途BONUSまたはLOSSの履歴を追加し、調整ください。
*2 クレジットカードでの購入履歴についてファイル上には購入したコインの枚数しか記載がなく、取引の価格を把握することができません。そのため、購入された仮想通貨の取引日時時点でのクリプタクトでの価格レートを参照し、その価格での買いとして認識する仕様を採用しています。ワンクリック購入された場合、資金調達履歴に「Buy Crypto with Card」と記載されるため、自動対応しております。
*3 Bybitのマージン取引は現物取引をベースとしたデリバティブ商品と認識しております。そのため、借入/返却の履歴はAPIで配信されていないため、ご自身でカスタムファイルで借入/返却の履歴をアップください。
*4 資金調達アカウントファイルの「Dual Asset Settlement」は第三者が識別できるような記載がファイルに上はないため、ファイルをアップされてもクリプタクトに反映されません。
また、資金調達アカウントの「Launchpad」の履歴について、Launchpadへの参加と抽選に外れた返金の履歴が記載されていると理解しています。計算上はLaunchpadの参加によりどのコインを何枚受け取ったという情報が必要になりますが、第三者ではファイル経由で必要な情報を取得することができないため、現在弊社では対応しておりません。別途カスタムファイルでアップください。
また、資金調達アカウントファイルの「Asset Liquidation」について、第三者で判別できる情報が記載されていないため、ファイルをアップロードされても反映されない仕様となっています。
*5 資金調達アカウントで仮想通貨を変換された場合、資金調達アカウントのファイルに変換履歴が記載されることを確認しました。それ以外のアカウントで変換された場合は対応していないため、カスタムファイルでアップしてください。
また、BIT→MNTのリブランディング&トークン変換について、資金調達アカウントファイルにコンバート履歴の記載を確認しました。(BIT→MNTのリブランディング&トークン変換に関する詳細は、外部サイトになりますが、こちらの記事をご覧ください)この履歴について、クリプタクトでは、API/ファイルともに1:1のスワップ(時価での売却/購入)として対応しております。
*6 Bybitのアフィリエイトアカウントでダウンロードされたファイルに記載のアフィリエイト報酬の履歴に対応しております。(Bybit Affiliates(バイビット アフィリエイト)の履歴のダウンロード方法)
資金調達履歴のファイルに記載されている「Commission (Affiliate)」という取引種類は、二重計上を避けるために反映させないようにしております。アフィリエイト報酬はアカウント残高のファイルでアップしてください。
*7 API連携では「資金調達」、「統合取引アカウント」、「インバース契約」の変換履歴が反映されます。それに対し、ファイルでは「資金調達」の変換履歴にのみ対応しております。なお、資金調達履歴のファイルには、変換履歴以外の取引も含まれているため、システムでは資金調達履歴ファイルとAPI接続のコンバート履歴を紐づけることができません。そのため、ファイルで変換履歴をアップロードした後、API接続を行うと、「資金調達」履歴の二重計上が発生します。APIに切り替える場合は、二重計上の履歴を削除してください。Bybitのコンバート履歴接続を利用しない場合は、引き続きファイルでアップロードしてください。
*8「P2P Sale」については、ファイル内に価格と、どの法定通貨で取得したのか記載していないため、「要識別」としています。ご自身で確認の上、正しいものを入力ください。
*9 D列Typeの欄が数字で表現されていることを確認いたしました。数字で表現されている場合、第三者では取引の内容を一意に識別することができないため、自動対応から除外しております。
*10 ボット取引について、取引所のが画面で履歴ファイルのダウンロード機能が無いと理解しております。そのため、カスタムファイルで履歴を反映いただけますようお願いいたします。
APIについても、取引所の仕様書を確認いたしましたが、ボット取引に関する記載が無かったため、
取引所からAPI経由でボット取引の履歴は配信されていないと理解しております。
現在API・ファイルともに自動対応できない取引種類について
- ご自身でカスタムファイルに記載し、アップしてください。
- ファイルについて、お客様から十分なサンプル(取引履歴ファイル)を入手次第、自動対応していきます。ファイルをお持ちの場合は「サポート」ボタンよりお送りください。
- APIについて、取引所側の配信状況によりますが、順次対応を進めております。
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