未分類取引の解消方法

 

未分類取引の解消方法についてご説明いたします。

■動画での解説はこちら

内容

  1. 未分類取引とは
  2. 未分類取引の確認方法
    1. 未分類取引の有無
    2. 未分類取引のみを表示する
    3. 未分類取引の詳細を調べる
  3. 未分類取引の種類と解消方法
    1. ポジション不足
    2. 「未対応コイン」の未分類取引解消方法
    3. 「価格データ欠落」の未分類取引解消方法
  4. 「未分類取引解消」ウィザードの活用

 

クリプタクトでは、公開している計算方法と市場価格を用いて実現損益を計算しております。ただし、アップロードしていただいた全ての取引を集計する過程で、クリプタクトが処理出来なかった取引は、未分類取引として損益計算から除外されます。

未分類取引は、エラーではなく警告として表示されております。

未分類と表示されている取引は、損益計算から除外されるため、最終的な結果が本来のものと大きく異なる可能性があります。必ず未分類取引を解消して下さい。

 

【補足事項】

▶2009年1月3日のビットコイン誕生以降の全ての取引をアップロードしてください。

全ての市場をとりまとめ、取引を時間順に並べることで損益を計算します。取引が足りない場合は未分類取引が多発し、正しく計算できません。

DeFi取引における未分類取引の解消方法はこちらを参照してください。

▶アップロード中の未分類は無視できます

複数取引所をご利用されている場合等で、ファイルをアップロードする途中で未分類取引が発生することがありますが、これは無視して構いません。 全てのファイルをアップロード後、未分類取引をご確認下さい。

▶未分類取引は日付の古いものから順に解消ください

日付の古い未分類取引から順に解消ください未分類取引は損益計算から除外されているため、以後の未分類取引も連鎖的に解消されることがございます。

例:

1月1日:1BTCを使って20ETHを取得(BTCのポジション不足の未分類取引)

1月2日:5ETHを使って500USDCを取得(ETHのポジション不足の未分類取引)

上記のケースの場合1月1日以前でBTCの取得履歴をアップし、1月1日の未分類取引を解消すると、1月2日の未分類取引も解消されます。

 

全てのファイルをアップロード後、下図のように赤色表示されている場合、未分類取引があります。

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「取引履歴一覧」>「ステータス」>「未分類取引」をクリックすると、未分類取引のみ表示させることができます。

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最後に「適用する」をクリックします。

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なお、この状態で、画面右側に現れる「クリア」をクリックすると、再び全ての行が表示されるようになります。

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未分類となっている行の左端の赤い!印の上にマウスポインタを置くと、未分類となっている原因が表示されます。

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また、未分類の行をクリックしたときの取引の詳細画面でも内容を確認できます。

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詳細は「ポジション不足」の未分類取引解消方法をご確認ください。

 

詳細は、「未対応コイン」の未分類取引解消方法をご確認ください。

 

3.3.「価格データ欠落」の未分類取引解消方法

詳細は、「価格データ欠落」の未分類取引解消方法をご確認ください。

 

【注意点】
以下紹介させていただく対応はあくまでやむを得ない場合に近似値として結果を出す不正確な方法であり100%正しい損益結果にならないことはご留意ください。また以下対応が認められるのかどうかは、税務署の判断となる点ご了承ください。

思い出せる限りの履歴をアップしても未分類取引が解消されない場合は以下「未分類取引解消」ボタンより解消ください。未分類取引解消ボタン(ウィザード機能)を活用すれば、日付の古い未分類取引から順にステップバイステップで未分類取引を解消することができます。

「未分類取引取引解消」ウィザードの利用方法はこちらをご参照ください。

 

 

▼未分類取引について、動画でもご紹介しています。