本ヘルプページでは、よくある質問と解決方法について詳細に説明した記事へのリンクを記載しています。仮想通貨の損益計算をスムーズに行うためには、正しい取引履歴の管理が欠かせません。検索の仕方がわからないとお悩みの場合はなにか参考になることがあるかもしれません。
ぜひお役立てください。
【基礎編】
『口座間の送金が反映されていない?』
仮想通貨の取引履歴をアップロードした際、「入出金履歴が反映されていない?」と疑問に思われたことはありませんか? 実は、クリプタクトではご自身の口座間の入出金履歴は損益に影響しないため、送金手数料のみを反映しています。そのため、ファイルに入出金履歴が含まれていても、損益計算上では反映されない仕様です。
例えば、取引所AでBTCを購入し、取引所BへBTCを送り売却した場合、送金手数料が発生すればそれが反映されますが、BTC自体の移動は損益に影響しません。損益計算に必要なのは、取引所Aでの購入履歴と、取引所Bでの売却履歴です。
もし「取引履歴が反映されていない?」と感じたら、ご自身の口座間の入出金履歴ではないか確認しましょう!
➡ 口座間の送金(入出金)履歴
『取得価格より高い価格で売却したはずなのに、売ったのにマイナス!?』
「取得価格より高い価格で売却したはずのに、なぜ損益がマイナスなの?」
このような疑問を持つ方は多いですが、これは総平均法で計算されるために生じる現象です。クリプタクトでは、全取引履歴をもとに各コインの平均取得単価を算出し、(売却価格 - 平均取得単価)× 数量で実現損益を計算しています。
総平均法では、すべての取得履歴を基に平均取得単価を算出するため、一部の取引だけを見ても、損益が想定と異なることがあります。特に、期末時点までは平均取得単価が確定しないため、新たな取得履歴が追加されるたびに平均取得単価が変動し、それに伴い損益も変動する可能性があります。
もし計算結果が思ったものと違う場合は、平均取得単価がどのように算出されているかをチェックしてみてください!
➡総平均法と移動平均法とは(平均取得単価)
【取引履歴の反映】
『取引履歴をアップしたのに計算されない?』
「取引履歴をアップロードしたのに計算されない」「API連携したのに反映されない」などのご質問を多くいただきます。これにはいくつかの原因があります。
・アシスタント画面で「取引履歴追加済み」が表示されない
・APIは同期できているのに取引履歴が反映されない
・取引所のファイルには取引履歴の記載があるのにファイルをアップロードしても反映されない
→上記の主な原因として、自動対応していない履歴であるか(※)、そもそも損益計算に必要でない履歴であることが考えられます。
(※)API連携について、取引所からAPI経由で取引履歴の情報が配信されている場合はクリプタクトに反映されますが、取引所から情報が配信されていない場合は、クリプタクトに反映されません。
取引所のファイルについては、ファイルにそもそも取引履歴の記載が無い場合や、ファイルに記載されている場合でも、第三者がファイルに記載の内容を確認した時に、お客様が具体的にどのような取引をされたか具体的な内容が記載されていない場合は反映できかねます。
そのため、API、ファイルともに対応していない履歴については、お手数ですがカスタムファイルで履歴をアップください。
取引所の対応状況ご確認いただき、APIおよびファイルで自動対応していない場合はカスタムファイルを作成しデータを反映させてください。
【枚数の不一致:未分類取引の可能性?】
『サマリーを確認したら枚数が一致しない?』
サマリーを確認したらコインの保有枚数が一致しない原因の一番の理由は未分類取引があるためです。
未分類取引とは、取引履歴の情報不足のためクリプタクトが処理出来なかった取引で、損益計算から除外されます。
未分類取引が発生していると、
✔ コインの枚数が合わない
✔ 損益計算から除外されるため、正確な結果が得られない
✔ 最終的な税金計算にも影響が出る
という問題が起こります。
未分類取引がある場合は、取引内容を確認し、適切に分類することが大切です!
解消手順はヘルプページで詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。
➡未分類取引の確認と解消方法
『未分類取引を解消したのにコイン枚数が合わない?』
「未分類取引を解消したのに、コインの枚数が一致しない!」というケースもあります。その場合は、以下のポイントを確認してみてください。
✓本当にすべての履歴をアップしたか?
✓他に利用した取引所はないか?
✓取引所以外で取得したことはないか?
未分類取引を適切に解消することで、より正確な資産状況を把握できます。詳細な手順はヘルプページでご案内していますので、ぜひご確認ください!
➡未分類取引解消後、コインポジション(枚数)が一致しない時の原因と確認方法