Gtax共通フォーマットの作成方法

このページでは、Gtax共通フォーマットの作成方法として、ファイルの各列の意味と、取引種別ごとの記入方法をご案内します。

Gtax の「共通フォーマット(借入用・返済用・貸付用)」のファイルは取り込めません。

借入・返済は、このファイル(一般用)の「取引種別」に「借入」「返済」と記入してください。なお、「貸付」には対応していません。

1.Gtax共通フォーマットとは

Gtax共通フォーマットは、取引所の履歴に残らない取引を、ユーザーご自身で 1 行ずつ記録するためのシンプルなファイル形式です。Gtax の「共通フォーマット(一般用)」と同じ形式のため、Gtax で作成した共通フォーマットファイルもそのままご利用いただけます。

規定の形式に沿って取引内容を記入することで、取引所の履歴に記録されていない取引も cryptact に取り込み、損益計算に反映できます。

より詳細な項目を扱う通常の「カスタムファイル」については、カスタムファイルの作成方法をご覧ください。

 

2.アップロード前にご確認ください(最終取引日時以降のみ取り込まれる仕様)

クリプタクトでは、同じ取引が二重に計上されないよう、同じアップロードボックスでは「すでに取り込まれた最終取引日時」より後の取引だけを取り込む仕様になっています。「履歴上の最終取引日時」は、アップロードボックスの右下で確認できます。

そのため、Gtax共通フォーマットのファイルが複数ある場合は、ファイルの分け方に応じて以下のようにアップロードしてください。

  • 月ごとに分けたファイルなど、期間が重ならないファイルの場合
    取引日時の古いファイルから順番にアップロードしてください。新しいファイルを先にアップロードすると、それより前の期間のファイルは取り込まれません。
  • 取引所・ウォレット・相手先ごとに分けたファイルなど、期間が重なるファイルの場合
    アップロード時に「サブカテゴリー」をファイルの種類ごとに分けて設定してください。最終取引日時はサブカテゴリーごとに管理されるため、期間が重なっていても取り込まれます。
  • 1つのファイルに取引を追記して管理している場合
    追記したファイルをアップロードすると、前回の最終取引日時より後の取引だけが追加されます。前回の最終取引日時より前の日付の取引を追記した場合、その取引は取り込まれませんのでご注意ください。

【2026年10月5日にGtaxから移行されたお客様へ】

Gtaxで共通フォーマットから取り込まれていた取引は、クリプタクトに移行済みです。サブカテゴリーを指定せずに「Gtax/共通フォーマット」へアップロードすると、移行済みデータの最終取引日時より後の取引だけが取り込まれます。

移行済みデータの最終取引日時より前の取引を追加したい場合は、新しいサブカテゴリーを作成してアップロードしてください。新しいサブカテゴリーでは、移行済みデータの日時に関係なくファイル内のすべての取引が取り込まれます。移行済みの取引と重複しないよう、追加したい取引だけを記載したファイルをアップロードしてください。

関連ヘルプページ:
ファイルをアップロードする際の「サブカテゴリー」とは何ですか?
取引所のファイルを正しくアップロードするためのポイント
「すでにアップロードされた取引である」場合の原因と解決方法

 

3.取り込みの流れ

  1. ファイルを用意する
    下記の「ファイルのヘッダー」「取引種別ごとの記入方法」に沿って、CSV または Excel 形式で作成します。
    すでに Gtax の共通フォーマット(一般用)ファイルをお持ちの場合は、そのファイルを編集せずそのままご利用いただけます。
    記入する際は、ヘッダー行(1 行目)を残し、サンプル行がある場合は削除して、取引内容を 1 行ずつ記入します。
  2. cryptact にアップロードする
    記入したファイルを、cryptact のアップロード画面で「Gtax」を選択し、「Gtax/共通フォーマット」のアップロードボックスからアップロードします。
    ファイルを分けて管理する場合は、「サブカテゴリー」欄でサブカテゴリーを選択・作成してからアップロードしてください(「2.アップロード前にご確認ください」参照)。

▶ サンプルファイルのダウンロード(記入例入り。ヘッダー行を残し、記入例の行は削除してからご利用ください)

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4.ファイルのヘッダー(各列の説明)

ファイルの 1 行目(ヘッダー)は、以下の 10 列です。列名・列の順序は変更しないでください。

列名 記入内容
取引所名 取引所名を記入します。
日時(JST) 取引日時を YYYY/MM/DD hh:mm:ss の形式で記入します(例: 2025/1/25 15:30:05)。日本時間(JST)で記入してください。UTC 基準の履歴を使う場合は +9 時間して JST に補正してください。
取引種別 取引の種類を記入します。記入できる種別は下記の表をご確認ください。
取引通貨名(+) その取引で増える通貨。
取引量(+) その取引で増える通貨の数量。
取引通貨名(-) その取引で減る通貨。
取引量(-) その取引で減る通貨の数量。
取引額時価 通常は空欄のままで問題ありません(cryptact が時価を自動取得します)。cryptact で時価を取得できない通貨のみ、その取引の日本円(JPY)での総額(単価ではありません)を記入してください。時価を取得できない通貨で空欄のままにした場合は、「価格未取得」の未分類取引として表示されます。
手数料通貨名 支払った手数料の通貨。
手数料数量 支払った手数料の数量。

 

5.取引種別ごとの記入方法(基本)

代表的な取引種別と記入内容は以下のとおりです(「なし」は空欄のままにします)。

取引種別 例 取引通貨名(+)/取引量(+) 取引通貨名(-)/取引量(-) 手数料通貨名/手数料数量
売買 0.001 BTC を 15,000 JPY で購入(手数料 100 JPY) BTC / 0.001 JPY / 15000 JPY / 100
預入(日本円は「入金」) 0.01 BTC を預入 BTC / 0.01 なし なし
送付(日本円は「出金」) 10,000 XEM を送付(手数料 25 XEM) なし XEM / 10000 XEM / 25
支払/経費/減少 0.01 BTC を支払(経費・減少も同様) なし BTC / 0.01 なし
手数料 手数料として 1 USDT を支払 なし なし USDT / 1
ボーナス ボーナスで 1 USDT を受取 USDT / 1 なし なし

 

記載例

▼売買

▼預入

▼送付

▼経費

▼手数料

▼ボーナス

 

6.よくある記入例

※「取引額時価」には基本的に入力は不要です。入力しないでください。

ケース 取引種別 記入内容
ICO
(トークン A を 100 付与、0.1 BTC を支払)
売買 取引通貨名(+)=A / 取引量(+)=100
取引通貨名(-)=BTC / 取引量(-)=0.1
ハードフォーク
(10 BCH を取得)
売買 時価がないため「0 円で購入」として処理
取引通貨名(+)=BCH / 取引量(+)=10
取引通貨名(-)=JPY / 取引量(-)=0
エアドロップ・配当型ウォレット
(B を 50 取得)
ボーナス 取得時の時価が利益計上
取引通貨名(+)=B / 取引量(+)=50
第三者との取引
(友人から 1 BTC を 50 万円で購入)
売買 取引通貨名(+)=BTC / 取引量(+)=1
取引通貨名(-)=JPY / 取引量(-)=500000
物品購入等の支払
(0.5 BTC を支払、手数料 0.005 BTC)
支払 取引通貨名(-)=BTC / 取引量(-)=0.5
手数料通貨名=BTC / 手数料数量=0.005
レバレッジ取引で利益
(FX取引で 0.0001 BTC の利益)
fx_income 取引通貨名(+)=BTC / 取引量(+)=0.0001
レバレッジ取引で損失
(FX取引で 0.0003 BTC の損失)
fx_loss 取引通貨名(-)=BTC / 取引量(-)=0.0003

※ レバレッジ(証拠金・FX)取引は、確定した損益額のみを fx_income(利益)/ fx_loss(損失)で入力します。

 

記載例

▼
①ICO
②ハードフォーク
③エアドロップ・配当
④取引所名を介さない第三者との取引(友人からの購入など)
⑤物品購入等の支払

▼レバレッジ取引で利益が発生
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▼レバレッジ取引で損失が発生
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7.取引種別と cryptact での取扱い(全36種別)

「取引種別」欄に記入できる種別と、cryptact での損益上の取扱いは以下のとおりです。記入する値は下表の左列の取引種別です。

取引種別(記入する値) 内容 cryptact での取扱い(損益)
売買 / 買い / 売り / 交換 / スワップ 通貨同士の売買・交換 売買(売却時に「売却額-取得原価」を損益計上。日本円が絡む売買は原則そのまま)
取得 取得(原価に算入) 取得として計上(取得時点の損益はなし・平均取得原価に反映)
増加 数量の増加 取得として計上(取得時点の損益はなし・平均取得原価に反映)
購入 付与・購入 ボーナス(取得時の時価を利益計上)
売却 売却・処分 損失計上(取得原価を損失として計上)
ボーナス / 収入 報酬・収入の受取 ボーナス(取得時の時価を利益計上)
売上 売上 ボーナス(取得時の時価を利益計上)
マイニング マイニング報酬 マイニング(取得時の時価を利益計上)
ステーキング報酬 ステーキング報酬 ステーキング(取得時の時価を利益計上)
支払 / 支出 暗号資産での支払い 支払(「時価-取得原価」を損益計上)
経費 経費としての支出 経費(取得原価を損失計上)
損失 損失(誤送金等) 損失(取得原価を損失計上)
手数料 単独の手数料 手数料(手数料通貨の数量を支出として計上)
減少 数量の減少のみ 減少(数量のみ減算・損益なし)
無償取得 ハードフォーク等の無償取得 取得価額 0 円で取得(時価の自動取得は行わない)
預入 / 受取 / 入庫 暗号資産の入庫 入庫として記録(損益なし)※
送付 / 出庫 暗号資産の出庫 出庫として記録(損益なし)※
入金 / 証拠金引出 日本円の入金 入金として記録(日本円のみ・損益なし)※
出金 / 証拠金預入 日本円の出金 出金として記録(日本円のみ・損益なし)※
出資 / 借入 暗号資産の借入 借入として記録(借入時点の損益なし)※※
返済 借り入れた暗号資産の返済 返済として記録(借入時の時価と、返済した通貨の取得原価との差額を損益計上)※※
fx_income / fx_loss FX の損益 FX 損益(利益/損失を計上)
リブランド 銘柄のリブランド リブランド(取得原価を 1:1 で引き継ぐ)

※ 資産の移動(預入・受取・入庫・送付・出庫・入金・出金)は、損益計算には影響しません。

※ これらの行は、帳簿設定の「資金移動(入出金)の取り込み」がオンの場合のみ、取引一覧に表示されます。初期設定はオフですが、Gtaxからクリプタクトへ移行されたお客様は、Gtaxでの表示に合わせてオンになっています。オフの場合、これらの行は取り込まれません(送付・出金に記入した手数料は、設定に関係なく「送金手数料」として反映されます)。取引一覧に表示したい場合は、設定をオンにしてからファイルをアップロードしてください。オフの状態でアップロード済みの場合は、設定をオンにした後、再度アップロードしてください。取り込まれた入出金の行は、プランの年間取引件数にカウントされます。詳しくは「設定方法:資金移動(入出金)の取り込み」をご覧ください。

※ 設定のオン・オフにかかわらず、預入などで受け取った通貨は「取得」として扱われません。取引所の履歴やこのファイルで、その通貨の取得(売買・取得・ボーナス など)が記録されていない場合、その後の売却などで「ポジション不足」の未分類が表示されることがあります。第三者から受け取った通貨など、取引所外で入手した通貨は、入手方法に合った取引種別(売買・取得・ボーナス など)で記入してください。

※※ 借入・返済は、「取引所名」に同じ借入先(取引所名・相手先)を記入してください。返済の「取引所名」が借入と一致しない場合や、対応する借入の行がない場合は、エラーまたは未分類として表示されます。また、借入の残高を超える数量の返済は記入できません。

 

8.ご注意

  • 日時は日本時間(JST)で、YYYY/MM/DD hh:mm:ss の形式で記入してください。
  • 「取引額時価」は通常空欄のままで問題ありません。記入する場合は日本円(JPY)での総額(単価ではありません)を入力してください。
  • このファイルは日本円(JPY)での損益計算を前提としています。
  • ヘッダー行(列名・順序)は変更しないでください。
  • 複数のファイルをアップロードする場合は、「2.アップロード前にご確認ください」をご確認のうえ、古いファイルから順番にアップロードするか、サブカテゴリーを分けてアップロードしてください。