閉鎖した取引所の履歴はどうすればいい?

※本ヘルプページは閉鎖された取引所でのお取引の経験がある方など、取引履歴が取得できない場合の対応方法をご案内します。

なお、取引履歴が取得できない場合は100%正確な損益にはなりません。以下の処理が認められるかも含め、最終的には税務署の判断にゆだねられることになる点ご了承ください。


STEP①閉鎖された取引所以外でのお取引をすべてアップ

閉鎖された取引所以外のお取引をすべてアップした状態で「未分類取引」が発生している場合、その要因は閉鎖された取引所の履歴をアップしていないためと想定されます。

取引履歴のアップロード(追加)方法


STEP②未分類取引を全て解消

コインの枚数が不足している取引については(行ったお取引が売買であれば)、不足分の購入取引を追加する。(※この場合、価格はおおよその時価とする。)

最も古い日時の未分類取引が解消されると、芋づる式にあとの未分類取引も解消されていくことがあります。
上記の修正を繰り返し、まずは未分類取引を全て解消してください。

「ポジション不足の取引」の未分類取引解消方法


STEP③実際の保有コイン枚数との過不足を比較し、想像しうる取引を加える

未分類取引がない状態で、実際自身の保有しているコインとの過不足を確認。
これらについても抜けているお取引が売買であり、おおよその期間がわかっている場合は、該当期間で数量を按分して売買の取引を追記し、実際の保有枚数と合わせます。

計算結果が実際の保有枚数より不足している場合は買いの取引を、多い場合は売りの取引を期間按分してJPY建で過不足枚数分を入れてください。

未分類取引解消後、コインポジション(枚数)がどうしても合わない時の残高調整方法


【例】計算結果(未分類取引をすべて解消した状態で)が実際よりBTCが3枚多い。2022年1~6月ころにBTCの取引をしたと思われる。

各月末の売却処理として0.5枚づつBTCを円建で売却した、取引を追加する。
カスタムファイルに記載される場合Price欄は空白にすると時価が自動参照されます。)
実際にされたお取引は円建ではない場合でも、問題はありません。損益計算上、円で評価する必要があるので、円建の売却としてください。
この追加した売却取引によって再度未分類取引が発生してしまう場合は、按分方法を変えるなどして調整してください。例えば6月末に3枚売却する、あるいはさらに後日にする、などとなります。