設定方法:資金移動(入出金)の取り込み

このページでは、「帳簿設定」の「資金移動(入出金)の取り込み」の設定について解説します。

 

1.資金移動(入出金)の取り込みとは

取引所やウォレットの履歴に含まれる、仮想通貨・法定通貨の入出金(ご自身の口座間の資金移動)の履歴を、取引一覧に取り込む設定です。

ご自身の口座間の入出金は総資産に増減がなく、損益計算には影響しません。なお、この設定がオフの場合、ファイルやAPIに入出金の記載があっても取引一覧には読み込まれません。詳しくは「口座間の送金(入出金)履歴の処理方法」をご参照ください。

この設定をオンにすると、入出金の履歴も取引一覧に表示されます。「いつ・どの口座で入出金があったか」を、売買などの取引と併せてクリプタクト上で確認したい場合にご利用ください。

この設定をオン・オフいずれにしても、損益計算の結果は変わりません。

なお、入出金時の送金手数料がファイルに記載されている場合や、API連携で取引所から配信されている場合は、この設定のオン・オフにかかわらず「送金手数料」として取り込まれ、計算に含まれます。損益への反映方法は「設定方法:送金手数料の費用計上」の設定によって異なります。

 

2.この設定をオンにすると役立つケース

入出金の履歴は損益計算には使われませんが、取引一覧に表示されることで、次のような場面で役立ちます。

  • 入出金の動きを取引と併せて管理したい場合
    いつ・どの取引所やウォレットで・いくらの入出金があったかを、売買などの取引と同じ時系列で確認できます。複数の取引所・ウォレットを利用している方が、資金の流れを把握するのに便利です。
  • 「ポジション不足」の未分類取引の原因を調べたい場合
    ポジション不足の多くは、コインを取得した履歴(購入・受取など)のアップロード漏れが原因です。入出金の履歴が取引一覧に表示されていると、不足しているコインの流れを追いやすくなります。

    例)取引所Bで売却したBTCがポジション不足になった場合

    1. 取引一覧で、そのBTCが取引所Bに入金された履歴が反映されていることを確認します。
    2. 入金した枚数より多い枚数を売却した履歴がポジション不足になっている場合、取引所Bへの入金後に、何らかの取引でBTCを追加で取得している可能性があります。その取得履歴が漏れていないかご確認ください。

    詳しくは「「ポジション不足」の未分類取引解消方法」をご参照ください。

 

3.初期設定について

  • 初期設定ではオフになっています。入出金の履歴を確認したい場合のみ、オンに変更してください。
  • Gtaxからクリプタクトへ移行されたお客様は、Gtaxでの表示に合わせて初期設定がオンになっています。不要な場合はオフに変更できます。

 

4.設定方法

「帳簿設定」の画面から設定の変更が可能です。

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「一般設定」内の「高度な設定」にある「資金移動(入出金)の取り込み」をオン(青)にし、画面下の「更新」をクリックします。

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※設定を変更した際は、必ず「更新」ボタンをクリックして変更内容を適用してください。

 

5.取引一覧上での表示について

設定をオンにした状態で取引履歴をアップロード・同期すると、ファイルやAPIに含まれる入出金の履歴が取引一覧に表示されます。

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入出金の履歴は損益計算の対象外のため、損益は発生しません。

DeFi取引の場合

  • DeFi取引一覧で取引種類を「資金移動」に設定した取引は、取引一覧に入出金の履歴として表示されます。
  • DeFi取引一覧で「除外」を選択した取引は、入出金の履歴として表示されません(ガス代が発生している場合は、手数料のみ「DeFi手数料」として反映されます。DeFi手数料も除外する場合は、DeFi: DeFi手数料を損益計算から除外する方法をご覧ください)。

 

6.ご利用上の注意

  • 入出金の履歴の取り込みは、取引所・ファイルの種類によって対応状況が異なります。入出金履歴が売買履歴とは別のファイルで提供されている取引所では、入出金履歴ファイルのアップロードが必要です。各取引所のヘルプページをご確認ください。
  • 入出金に伴う仮想通貨・法定通貨の送金手数料は、ファイルやAPIに記載がある場合、この設定に関係なく「送金手数料」として計算に反映されます。詳しくは「設定方法:送金手数料の費用計上」をご参照ください。
  • 設定をオフにしている間にアップロード・同期した履歴の入出金は取り込まれていません。設定をオンにした後に再アップロード・再同期するだけでは、すでに取り込まれている最新の取引より後の入出金履歴しか追加されません。過去の入出金履歴に遡って取り込みたい場合は、該当の入出金履歴ファイル、またはAPI連携で取り込んだ履歴をすべて削除した後、設定をオンにした状態で再度アップロード・同期してください。

    例)bitbankの暗号資産の出金履歴ファイルの場合
    1. 設定オフの状態で、2026年1月〜9月28日の出金履歴ファイルをアップロード → 送金手数料のみ反映され、出金履歴は取り込まれません。
    2. 設定をオンにして、9月28日より後の期間を含む出金履歴ファイルをアップロード → 取り込み済みの最新の取引(9月28日の送金手数料)より後の出金履歴と送金手数料のみ反映されます。9月28日以前の出金履歴は追加されません。
    3. 9月28日以前の出金履歴も反映したい場合は、bitbankの暗号資産の出金履歴ファイルでアップロードした2026年1月以降の履歴をすべて削除した後、設定をオンにした状態で再度ファイルをアップロードしてください。
  • 取り込まれた入出金の履歴は、プランの年間取引件数にカウントされます。
  • 第三者との送金(第三者からの受取・第三者への送付)は、総資産に増減があるため損益計算に必要な取引です。この設定とは別に、カスタムファイルでアップロードしてください。