API連携で二重計上が発生している原因と対処方法

このページでは、API連携により誤って二重計上された原因と、その対処方法についてご紹介します。

 

原因1:同じAPIキーで異なるサブアカウント名を入力し、APIを連携している。

原因2:取引所側の仕様変更により、APIのエンドポイント(接続先)が変わっている。

原因3:二重計上に見えるが実際は異なる取引である。

 

原因1:クリプタクトでAPI連携をする際に、同じAPIキーで異なるサブアカウント名を入力している。

サブアカウント機能がある取引所の場合、クリプタクトのAPI連携の画面では、サブアカウント名を入力できる項目が表示されます。(もし取引所にサブアカウントをお持ちでない場合は、サブアカウント名は【空欄】にしてください。また、サブアカウントの機能がない取引所の場合は、この項目は表示されません。)

サブアカウントをお持ちの場合のみ、サブアカウントで取得されたAPIキーは別取引として読み込む必要があります。但し、同じAPIキーで異なるサブアカウント名を入力しAPI連携されると、クリプタクトでは異なるAPIキーとして認識し、二重計上が発生いたします。

例えば、サブアカウントを持っていないにも関わらず、メインのアカウントで取得したAPIキーを「サブアカウント名」にTESTなどと何かしら記載して連携を行い、それとは別に同じAPIキーで「サブアカウント名」を空欄にして連携した場合は、APIキーは同じであるもののサブアカウント名が異なるため、二重計上が発生します。

 

【対処方法】

STEP1:取引一覧ページで、二重計上となっている該当取引をクリックし、取引詳細画面でサブアカウント名を確認する。「サブカテゴリー」の項目が空欄の場合は以下の例のようにN/Aと表示されますが、何か入力されている場合は入力した内容が表示されます。
スクリーンショット 2023-07-19 112046.png

STEP2:いずれか一方のサブアカウント名のAPI連携を削除する。

■API連携を削除する方法


STEP3:上記で削除したサブアカウントの履歴を削除する。
取引一覧上から二重計上になっている一番古い日付以降の履歴を全て削除する。サブアカウント名毎にAPIでアップした履歴を削除する方法は以下のヘルプページでご確認ください。
■取引履歴を削除する方法

mceclip1.png

 

▼以降新しく取引をされたら、API連携が残ったAPIキーで「同期する」をクリックすると、二重計上は発生せず最新の履歴を取得するようになります。
__________20221223_112507.png

※bybitなどはAPIで取得できる過去の履歴に制限があるため、取得できなかった履歴についてはカスタムファイルなどでアップする必要があります。
■Bybit(バイビット)の履歴の対応状況

 

原因2:取引所側の仕様変更により、APIのエンドポイント(接続先)が変わっている。

取引所がAPIの仕様を変更した場合、クリプタクトのシステム上では異なるAPIキーと判断し二重計上が発生します。

【対処方法】

弊社で取引所側の仕様変更が確認でき次第、二重計上解消に関するご案内を該当のお客様にメールで案内をお送りします。

 

原因3:二重計上に見えるが実際は異なる取引である。

下記画像のように、日時や取引量などの詳細が同じ場合、二重計上が発生しているように見受けられます。

 

【対処方法】

STEP1:該当取引をクリックし「取引ID」を確認します。


STEP2:確認した結果、取引IDが異なる場合、異なる取引として取引所から履歴が配信されているため、クリプタクトでは異なる取引としてそのまま反映しています。もし、お客様が実際にはそのような取引をしていないにも関わらず、異なる取引IDが表示され二重計上のように見えているということであれば、取引所にご確認いただけますようお願いいたします。