データ確定の解除に関する注意点

こちらのヘルプページでは、データ確定の解除に関する注意点について説明いたします。

 

1.  データ確定を解除するとどうなるのか?

データ確定を解除すると再計算が走る仕様となっているため、過去年度分の取引履歴や損益結果が変動する可能性があります。

 

2.  なぜデータ確定を解除すると損益結果が変動するのか?

主に以下の点が考えられます。

ケース1:  過去年度において新しく取引履歴が追加された

お客様が過去年度に対して新たに取引履歴を追加した場合が考えられます。

※但し、取引履歴ファイルやAPI連携ともに、システム上ではすでにアップ済みの最新取引日時以降のみを取り込む仕様となっておりますため、お客様が過去の履歴を削除し、再度履歴をアップしない限り、過年度における取引履歴が追加されることはございません。

 

ケース2:  コイン取得時は価値が無かったコインに価格がついた

過去に価格がついていなかったコインを取得したが、現在は価格がついてしまったコインの場合、過去年度の履歴内容が変動することが考えられます。

 

ケース3:  以前は対応していなかったDeFi取引が対応された

以前はクリプタクトでは対応していなかったDeFi取引が対応されるようになったため、「要識別」となっていた取引履歴が、「識別済み」になることもございます。(但し、ご自身で要識別の取引種類を選択したものについては、そちらの取引種類を優先して損益計算が行われます。)

 

ケース4:  暗号資産取引における損益計算の処理方法が変わった

暗号資産取引の損益計算の処理方法について、国税庁から明確なルールが提示されていない場合も多いのですが、クリプタクトでは国税庁の方針が確認できた時点で迅速にそれらの処理方法に対応するよう努めております。但し、それによって過去年度における弊社の処理方法が変更になる可能性がございます。なお、これまで損益計算の計算・処理方法に関しては顧問税理士監修のもと適用しております。

 

3.  データ確定を解除したら過去の損益結果が変動した、どうしたらよいか?

クリプタクトでは、過去全ての履歴に遡って編集いただくことは可能でございます。但し、一度データ確定を解除し、お客様の履歴や損益結果が変わってしまった場合、解除前のデータの状況に戻すということはシステム上できません。そのため、過去年度分の履歴の修正が必要な場合にのみ、データ確定の解除を行っていただけますようお願いいたします。