ファイルからAPIへの切り替え方法(併用)

これまで取引履歴をファイルでアップしている場合、ファイルでアップした履歴を残したまま、それ以降の履歴をAPIで取得することができます。

 

1. 注意点

ファイルで取引履歴をアップロードされた後にAPI連携を行った場合、履歴の重複を防ぐため、APIではファイルでアップロード済みの最終取引日時以降の履歴のみを取り込む仕様となっております。

ただし、API連携ではミリ秒単位の取引時刻まで取得されるため、ファイルとAPIの切り替え時点付近の取引について、まれに重複して取り込まれる可能性がございます。これは、ミリ秒単位で発生した取引の漏れを防ぐための設計によるものです。

そのため、お手数ではございますが、API連携へ切り替えた後は、履歴の重複がないかご確認のうえ、必要に応じて重複した取引を削除または除外していただけますようお願いいたします。

画面上から取引履歴の手動追加・修正・削除・除外

 

2. 事例のご紹介

事例1. Binanceでの現物取引履歴について、これまで取引履歴ファイルでアップロードしていたが、今後の新しい取引履歴は、APIでの取得に切り替えることにした

クリプタクトのAPI連携画面で、「Binance/現物注文トレード履歴」はすでに2021/4/27 15:55:02前まで取引履歴ファイルでアップロード済みのため、API連携を行うとすでにアップ済みの最新取引日時以降(2021/4/27 15:55:02以降)のみを取り込むということが確認できます。

事例2. 2020年~2021年までのBinanceの取引履歴を取引履歴ファイルでアップしてきたが、アップ漏れがないか不安なので、2021年以降の履歴についてはAPIでの取得に切り替えたい

 

取引一覧上ですでにファイルでアップ済みの2021年のBinanceの履歴を削除します。「取引一覧」画面右側にあるゴミ箱アイコンをクリックします。

スクリーンショット 2023-10-03 171832.png

 

該当の取引履歴データを削除します。

  • 削除するリスト・・「Binance/取引種類」となっているものをすべて選択する
  • 削除する年度・・2021を選択する

最後に「選択ファイルを削除」をクリックする

mceclip3.png

 

その後BinanceのAPI連携を行ってください。APIを連携する際に、日付で2021年以前になっていることを確認したうえで連携してください。

blobid0.png

事例3. カスタムファイルでアップした履歴について、APIを使って取得したい。例えば、Binanceでのコンバート履歴についてカスタムファイルでアップロードしていたが、APIでの取得に切り替えたい

 

カスタムファイルに記載の取引と、APIで取得できる取引を紐づけることができないため、API連携をすると取引が二重計上されることになります。API連携後に二重計上になっている場合は、履歴を削除するなどして、二重計上を解消してください。履歴の削除方法はこちらをご参照ください。