ファイルからAPIへの切り替え方法

これまで履歴をファイルでアップしている場合など、ファイルでアップした履歴を残したまま、それ以降の履歴をAPIで取得することができます。こちらの機能は2021年11月29日にリリースしました。

本機能について、具体的な事例とともにご紹介します。

 

事例①

Binanceでの現物取引履歴について、これまでファイルでアップロードしており、これからアップが必要な新しい取引履歴についてはAPIでの取得に切り替えることにした。

 

※自動対応している履歴ファイルをアップしている状態でAPIを接続後、何かしらの理由で全履歴の取得をAPIに切り替える場合は、既存のAPIの同期では表示されている日付以降の履歴しか取得できません。API情報を削除いただき、再度APIを追加いただく必要がございます。その際に、APIキーとシークレットキーは同じもので構いません。

 

対応方法

BinanceのAPIを連携する際に、現物取引履歴の最新の取引日時が表示されるのでご確認ください。(以下イメージ画像ですと、2021年4月27日 15:55:01までの履歴を取得している状況です。)

APIでは表示されている日時以降の取引履歴を取得します。問題なければ、Binance/現物注文トレードもオンにします。

 

事例②

これまでBinanceの取引履歴をファイルでアップしてきたが、アップ漏れがないか不安なので、最新年度の履歴についてはファイルではなく、APIでの取得に切り替えたい。

 

対応方法

最新の年度を2021年とすると、2021年のBinanceの履歴を削除します。

 

※Binanceの履歴の削除方法

  1. 「取引履歴追加」の左側にあるゴミ箱アイコンをクリック
  2. リストより「Binance/取引種類」となっているものをすべて選択し、年度で2021を選択し、「選択ファイルを削除」をクリック

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その後BinanceのAPI連携をしてください。APIを連携する際に、日付で2021年以前になっていることを確認したうえでオンにして連携してください。

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事例③

カスタムファイルでアップした履歴について、APIを使って取得したい。例えば、Binanceでのコンバート履歴についてカスタムファイルでアップロードしていたが、APIでの取得に切り替えたい。

 

対応方法

カスタムファイルに記載の取引と、APIで取得できる取引を紐づけることができないため、API連携をすると取引が二重計上されることになります。

API連携後に二重計上になっている場合は、履歴を削除するなどして、二重計上を解消してください。

履歴の削除方法はこちらをご参照ください。