2021年9月30日のアップデートで、FTX/Borrow(借入)履歴ファイルの読み取り方法を以下の通り変更いたしました。
《背景》
FTXのBorrow(借入)履歴ファイルについて、借入残高と利息のみが記載されており、返却履歴の記載がございません。また、借入の数量は1時間ごとに見直しされる仕様であると認識しております。よって第3者からはいつ返却がされたかという情報を取得することができません。
Borrow(借入)の集計時間について:HH:00:00 ~ HH:59:59.999
例)3:00:00-3:59:59のデータは、4:00:00の履歴として記録
《対応方法の変更について》
■従来
上記背景から、借入履歴が読み込まれた場合、その金額で新規借入を生成し、その1時間後に自動で借入の返却履歴を生成。
■変更後
借入履歴が読み込まれた場合、1行前の借入履歴の数量を参照し、減少している場合は減少分の返却履歴を自動生成し、増加している場合は増加分の借入履歴を追加。
借入の利息の支払いも「借入」として認識し、返却時に清算。
《変更にともなうご利用者様へのお願い》
【ファイルでの読み込みの場合:お願い有り】
ファイルの最後の行の借入履歴については、1時間後に全数量の返却履歴を自動生成。もし実際には返却をしていない場合は、自動生成された返却履歴の削除をお願いします。
【APIでの読み込みの場合:お願い無し】
実際に返却された場合にのみ返却履歴を自動生成します。追加で実施していただくことはございません。
今後は全借入履歴を1つのファイルにまとめていただく必要がございます。
借入履歴がある場合は、APIキーでの連携をおすすめいたします。
FTXのAPIキーでの連携方法はこちら
免責
利用規約にございますとおり、計算結果を含め、仕様変更に関わる一切の責任は負いかねます。