このページでは、クリプタクトでの送金手数料(仮想通貨)の取り扱い方について解説します。
1.送金手数料の取り扱い
仮想通貨取引における送金手数料について、個人の場合、損金算入は認められない恐れがあるため、クリプタクトの初期設定では単純なポジション減少として取り扱っております。ただ、設定より損金算入していただくことも可能です。設定について、担当の税理士や税務局にご相談の上、ご利用ください。
2.設定方法
「帳簿設定」の画面から設定方法の変更が可能です。画面へのアクセスは2通りあります:
- 画面左上の「取引一覧」タブをクリックし、画面右側の設定アイコンをクリックする
- 画面左上の「帳簿設定」タブをクリックする
「高度な設定」内の「送金手数料の費用計上」をオン(青)にしていただき、「更新」をクリックする。
3. 取引履歴一覧上での表示について
上記設定にて送金手数料の費用計上をオンにしている状態で送金手数料をアップいただくと以下の二つの取引履歴が表示されます。
- 価格×送金手数料数量(取引種類は「送金手数料」として表記)の損失計上
- ①の時価での売却履歴(取引種類は「売り」として表記)で損益認識
②については①をアップいただくと自動生成され、詳細画面には以下のような注意事項が記載されます。
②については(売却価格-平均取得単価)×数量で損益認識するため、平均取得単価によっては利益が発生しますが、①と②の損益を合算いただくと、平均取得単価×数量分が損失として計上されていることをご確認いただけます。