仮想通貨のマージン・FX・デリバティブ取引の計算方法

このページでは仮想通貨のマージン・FX・デリバティブ取引のクリプタクトでの計算方法を紹介します。

 

仮想通貨の現物取引以外の取引について、これまではFIFOでの計算のみ用意してまいりましたが、取引所が提示する損益を採用する設定を追加いたしました。継続適用を前提に、どちらを選択して計算をしても問題ないと顧問税理士にも確認しております。

 

選択方法について

各取引所の履歴をアップロードいただく際に、「マージン・FX・デリバ処理方法」の画面において選択いただきアップをお願いします。

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※初期設定では「取引所が提示する損益」が選択されますが、これまでの*FIFOでの計算とは異なるため、引き続きFIFOを選択する場合はFIFOを選択下さい。「取引所が提示する損益」を選択される場合は、以下の変更する場合をご確認下さい。

 

*取引所別の「マージン・FX・デリバ処理方法」のアップデート日時

2021年2月10日:TAOTAO, GMO

2021年2月16日:DMM, Liquid, Zaif

 

変更する場合

選択した方法は原則継続適用が前提となります。変更する場合は、以下ステップをご確認いただきながら、該当取引所の履歴をアップしなおしてください。

 

手順1.  「取引履歴追加」の左側にあるごみ箱アイコンをクリックする

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手順2.  変更する取引所をソースより選択し、「選択ファイルを削除」をクリックしてください。

※削除されたデータは復元できないためご注意ください。

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手順3.  「マージン・FX・デリバティブ」にて選択いただき、アップをしてください。ファイルが複数に分かれている場合は、日付の古いものから順にアップしてください。

 

注意事項

  • 「取引所が提示する損益」を採用した場合、ポジション残高は表示されません。損益のみ合算されます。FIFOを採用した場合は、ポジション管理も行われます。
  • 法人の場合、期末で平均取得単価の洗い替えをする必要があるため、FIFOを選択し、期末の残高に対して時価評価をして、課税所得を計算する必要があると認識しております。最終的には税理士にご相談ください。
  • 取引所によっては取引履歴ファイルの情報が不足しており、ポジション管理できない履歴もございます。そちらは引き続き証拠金の増減をもって損益計算をしております。

 

免責

利用規約にあります通り、以下に書かれた内容についきまして、クリプタクトは一切責任を負いません。また、今回の内容はあくまで一般的な取扱いについて述べたものであり、個別の状況は加味しておりません。税務上のご不明点につきましてはご自身の税理士にご確認くださいますようお願い致します。