★DeFi(デファイ/分散型金融)取引の計算方法のご紹介とカスタムファイルでの記載方法

このページではDeFi(デファイ/ 分散型金融)取引の計算方法とカスタムファイルでの記載方法をご紹介します。まずはカスタムファイルをお手元にご用意ください。フォーマットはこちらよりダウンロードしてください。

DeFi取引の損益計算に自動対応するサービスを2021年12月15日にリリースいたしました。まずはBSCとETHから対応を開始しております。こちらの機能をご利用される場合は、基本的な使い方についてこちらをご参照ください。

免責

利用規約にあります通り、以下に書かれた内容につきまして、クリプタクトは一切責任を負いません。また、今回の内容はあくまで一般的な取扱いについて述べたものであり、個別の状況は加味しておりません。今後国税庁よりDeFiに関する指針が発表された際に、以下と指針が異なる場合もございますが、一切の責任を負いません。税務上のご不明点につきましてはご自身の税理士にご確認くださいますようお願い致します。

 

目次

1.「利息」(Liquidity Mining)の受け取りについて

2.利息の支払いについて

3.流動性提供(LPトークン)の取り扱いについて

4.トークンを借りて取引した場合の記載方法について

5.債権トークンの取り扱いについて

6.スマートコントラクト承認に使ったガス代について

 

1. 「利息」(Liquidity Mining)の受け取りについて

DeFiではサービスを利用することでいわゆる利息のようなものを受け取る機会が多数あります。こちらはすべてボーナスとして認識する方法をご紹介しています。

 

image__3_.png

 

例:Compoundに100枚のETHを預けて、利息として0.15枚のETHを取得した

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
取得日時を記載 BONUS Compound(任意) ETH 0.15
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY

 

例:Compoundにて、COMPトークンが0.1枚配布された

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
取得日時を記載 BONUS Compound(任意) COMP 0.1
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY

 (*1) 対応済み決済通貨を取得した場合、価格を空白にするとCryptactの時価情報が自動的に利用されます

(*2)決済通貨は法定通貨のみ対応。

 

 

2.利息の支払いについて

損金算入できる場合、記載方法は以下の通りとなります。

 

例:Compoundで利子として、ETHを0.01枚を支払った。

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
利息支払日時を記載 SELL Compound(任意) ETH 0.01(*1)
0
JPY 0 JPY

 

 

3.流動性提供(LPトークン)の取り扱いについて

プラットフォーム上のプールにコインペアをに預けることができ、そのプールでの取引量に応じていわゆる利息のようなものを受け取ることができます。また、預けた際にLPトークンという、預り証明書のようなコインを受け取ることがあります。

流動性提供の取り扱いについてはこちらをご参照ください。

 

4.トークンを借りて取引した場合の記載方法について

担保提供して、借りたトークンで売買等した場合、記載方法は以下の通りとなります。

 

例:CompoundにETHを提供し、2,000USDCを借りて、借りたUSDCをUniswapにPoolし、引出時に1200USDCと300DAIを取得。その後800USDCをBinanceで購入し、2000USDCを返却。

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
借りた日時を記載 BORROW

Compound#1

(*3)

USDC 2000
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY
引出日時を記載 BONUS Uniswap(任意) DAI 300
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY
引出日時を記載 SELL

Uniswap(任意)

USDC 800
0
JPY(*2) 0 JPY
返却日時を記載 RETURN

Compound#1

(*3)

USDC 2000
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY

 (*1) 対応済み決済通貨を取得した場合、価格を空白にするとCryptactの時価情報が自動的に利用されます

(*2)決済通貨は法定通貨のみ対応。

(*3)BORROWとRETURNはSourceの記載を完全に一致していただく必要がございます。

 ※Binanceでの取引履歴はBinanceのファイルをアップロードいただくと自動対応しています。

 

 

5. 債権トークンの取り扱いについて

Poolした際に、証明として受け取ったCreditトークンの見解事例

 

・Creditトークンでは取引せず、Poolしたトークンを引き出した場合

⇒損益計算上は何もしない

 

・Creditトークンを売却したり、購入する場合

⇒Creditトークンの裏付け資産(cETHの場合はETH等)と交換対象となる通貨の交換

 

例:ETHを10枚Poolして、100枚のcETHを受け取った。cETHのうち30枚を売却して、計1,200USDを受け取った。cETHを売却した際のETHのPoolしている枚数は11枚だった。

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
取引日時を記載 SELL Compound(任意) ETH 3.3(*1)
400(*2)
USD 0 USD

 (*1) 11ETH*30cETH/100cETH

 (*2) 1,200USD/30cETH

 

作成したファイルを「取引所一覧」の「カスタム」にアップロードください。

Cryptactの損益計算サービスはこちら

 

6.スマートコントラクト承認に使ったガス代について

DeFi取引について、スマートコントラクト承認に使ったガス代は取引に必須な手数料と認識し、費用計上が可能になると理解しております。最終的には担当の税務署にご確認いただければと存じます。

「コインの簿価×数量」が費用として計上されます。

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
スワップ日時 DEFIFEE 任意 BNB 0.01 空白もしくは0 JPY (*1) 0(*1) JPY(*1)

  (*1)Counter, Fee, FeeCcy欄は使いませんので、上記例の通りに入力してください。

 

 

上記以外の事象に関する反映方法については、右下のサポートボタンよりお問合せいただければ、できる限り検討して回答申し上げます。