DeFi(分散型金融)の損益計算について

最終更新日:2020年11月25日

免責

利用規約にあります通り、以下に書かれた内容につきまして、クリプタクトは一切責任を負いません。また、今回の内容はあくまで一般的な取扱いについて述べたものであり、個別の状況は加味しておりません。今後国税庁よりDeFiに関する指針が発表された際に、以下と指針が異なる場合もございますが、一切の責任を負いません。税務上のご不明点につきましてはご自身の税理士にご確認くださいますようお願い致します。

 

まずはカスタムファイルをお手元にご用意ください。フォーマットはこちらよりダウンロードしてください。

Cryptactの損益計算サービスはこちら

 

目次

1.「利息」(Liquidity Mining)の受け取りについて

2.利息の支払いについて

3.(利息収入・支払分を区別できない場合の)Pool資産の記載方法について

4.トークンを借りて取引した場合の記載方法について

5.債権トークンの取り扱いについて

 

 

1. 「利息」(Liquidity Mining)の受け取りについて

image__3_.png

例:Compoundに100枚のETHを預けて、利息として0.15枚のETHを取得した

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
取得日時を記載 BONUS Compound(任意) ETH 0.15
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY

 

例:Compoundにて、COMPトークンが0.1枚配布された

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
取得日時を記載 BONUS Compound(任意) COMP 0.1
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY

 (*1) 対応済み決済通貨を取得した場合、価格を空白にするとCryptactの時価情報が自動的に利用されます

(*2)決済通貨は法定通貨のみ対応。

 

 

2.利息の支払いについて

損金算入できる場合、記載方法は以下の通りとなります。

 

例:Compoundで利子として、ETHを0.01枚を支払った。

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
利息支払日時を記載 SELL Compound(任意) ETH 0.01(*1)
0
JPY 0 JPY

 

 

3.(利息収入・支払分を区別できない場合の)Pool資産の記載方法について

Poolした場合、預入と引出の数量の差に応じて以下の通り対応

mceclip0.png

・増加分:BONUS(時価での利益認識)
・減少分:0円での売却(損失計上)

 

例:BalancerにLINKを20枚、YFIを10枚、LEND30枚をPoolし、引出時にLINKが30枚、YFIが5枚、LENDが10枚になっていた場合、以下三行をカスタムファイルで入力

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
引出日時を記載 BONUS Balancer(任意) LINK 10
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY
引出日時を記載 SELL Balancer(任意) YFI 5
0
JPY 0 JPY
引出日時を記載 SELL Balancer(任意) LEND 20
0
JPY 0 JPY

 (*1) 対応済み決済通貨を取得した場合、価格を空白にするとCryptactの時価情報が自動的に利用されます

(*2)決済通貨は法定通貨のみ対応。

 

※2020年11月11日まで売買として取り扱うヘルプを記載しておりましたが、取引をしている人自身でも利息分の増減量を区別することができない事例があるということを受けて、現実的な処理方法という観点で上記の通りといたしました。

 

4.トークンを借りて取引した場合の記載方法について

担保提供して、借りたトークンで売買等した場合、記載方法は以下の通りとなります。

 

例:CompoundにETHを提供し、2,000USDCを借りて、借りたUSDCをUniswapにPoolし、引出時に1200USDCと300DAIを取得。その後800USDCをBinanceで購入し、2000USDCを返却。

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
借りた日時を記載 BORROW

Compound#1

(*3)

USDC 2000
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY
引出日時を記載 BONUS Uniswap(任意) DAI 300
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY
引出日時を記載 SELL

Uniswap(任意)

USDC 800
0
JPY(*2) 0 JPY
返却日時を記載 RETURN

Compound#1

(*3)

USDC 2000
(空白 *1)
JPY(*2) 0 JPY

 (*1) 対応済み決済通貨を取得した場合、価格を空白にするとCryptactの時価情報が自動的に利用されます

(*2)決済通貨は法定通貨のみ対応。

(*3)BORROWとRETURNはSourceの記載を完全に一致していただく必要がございます。

 ※Binanceでの取引履歴はBinanceのファイルをアップロードいただくと自動対応しています。

 

 

5. 債権トークンの取り扱いについて

Poolした際に、証明として受け取ったCreditトークンの見解事例

 

・Creditトークンでは取引せず、Poolしたトークンを引き出した場合

⇒損益計算上は何もしない

 

・Creditトークンを売却したり、購入する場合

⇒Creditトークンの裏付け資産(cETHの場合はETH等)と交換対象となる通貨の交換

 

例:ETHを10枚Poolして、100枚のcETHを受け取った。cETHのうち30枚を売却して、計1,200USDを受け取った。cETHを売却した際のETHのPoolしている枚数は11枚だった。

Timestamp Action Source Base Volume Price Counter Fee FeeCcy
取引日時を記載 SELL Compound(任意) ETH 3.3(*1)
400(*2)
USD 0 USD

 (*1) 11ETH*30cETH/100cETH

 (*2) 1,200USD/30cETH

 

作成したファイルを「取引所一覧」の「カスタム」にアップロードください。

Cryptactの損益計算サービスはこちら

 

上記以外の事象に関する反映方法については、support@cryptact.comまでご連絡いただければと存じます。できる限り検討して回答申し上げます。

 

以上