個人の暗号資産(仮想通貨)の損益は毎年12月末時点で確定します。
含み損の出ている通貨を保有している場合、その通貨を売却することで、利益を圧縮し、税金を減らせる可能性があります。
年末になったら、Cryptactにて実現損益を確認し、利益が多く出ている場合は、含み損益の確認してみましょう。
1.準備
①Cryptactに全取引履歴をアップし、未分類も解消している状態にします。
②「コイン別」タブにて実際の保有枚数と差がないことを確認します。
※ここで差がある場合は取引履歴が不足しています。再度アップ不足がないか確認してください。
2.含み損益の確認方法
「ポートフォリオ」にて「詳細」タブをクリックし、通貨別の含み損益を確認します。
実現利益が出ている場合、含み損が発生している通貨を売却することで、実現利益(税金)を減らすことが可能となります。
※個人の損益確定は毎年12月31日23:59です!年内に余裕をもって確認してください。
3.カスタム取引を利用したシミュレーション方法
取引によって実現損益がいくらになるか、実際の取引前に確認したい場合、カスタム取引を利用することでシミュレーションが可能です。
2で確認した含み損をいざ実現利益とぶつける場合など、取引前後で実現損益の動きを確認したい場合にご参考ください。
①Cryptactにて、「カスタム取引を追加する」をクリックします。
②予定している取引を追加します。
追加後、実現損益の変化を確認し、実際に取引をすべきか、検討する際の判断材料としてください。
4.シミュレーションで入力したカスタム取引の削除方法
シミュレーション前後の実現損益を確認したら、シミュレーションの取引は忘れず削除してください。
①帳簿画面より、青いソートボタンで手入力により追加した取引でソートし、削除対象となるシミュレーションの取引をクリックします。
②取引明細右上の「編集」をクリックします。
③取引編集画面の左下「除外」をクリックします。
『除外』について、損益計算から除外されますが、帳簿上に表記は残ります。
帳簿上からも削除したい場合は、除外している取引をクリック、編集を押すと「削除」が表示されるためクリックしてください。
※一度削除した取引は復元できませんのでご注意ください。