基本的な未分類取引の原因と解決方法については、未分類取引の確認と解消方法をご確認ください。
以下では、上記以外の稀なケースの未分類取引の原因と解決方法について紹介しております。
目次
1.bittrexで未分類取引が多発する
2.BCHの売り取引が未分類になる
1.bittrexで未分類取引が多発する
▼原因
bittrexの履歴には、注文の開始時間と終了時間の情報があるだけで、正確にいつ取引がなされたかの情報がありません。このため、クリプタクトでは開始時間と終了時間の中間点を取引時刻とみなしています。
短時間で売買を繰り返すケースですと、売りと買いが前後してしまい、本サービスで把握する仮想通貨の残高が、実際の取引時点とずれてしまうことがあります。
例:
1月1日 国内取引所でBTCを購入し、bittrexに送金。
1月2日 bittrexにて、BTCを売って、ETHを買う(BTCとETHの交換)。1月2日に開始、1月6日に終了。ただし、1月2日にほとんどの注文が処理される。
1月2日 bittrexにて、ADAETH の買い(ETHを売って、ADAを買う) 1月2日に開始、1月2日に終了
この例では、最初のETHBTCの買いが1月4日とみなしますが、ADAETHは1月2日になされたとみなします。
このため、ADAETHの買いで、まだ持っていないETHを売ることになり、未分類取引となります。
▼解消方法
履歴ファイルの注文時刻を実態にあったものに変更して、再度アップロードをお願いします。
取引履歴の編集方法
2.BCHの売却履歴が未分類取引になる
▼原因
ハードフォークによって付与したBCH(ビットコインキャッシュ)を取引履歴に含まれていない場合がございます。
▼解消方法
ファイル・APIにハードフォークされたコインの記載がない場合、BCHの取得履歴をカスタム取引としてアップしてください。
2-8.ハードフォークによるコイン入手記載方法