こちらのヘルプページでは、「ゼロ数量取引を検出」について説明いたします。
1.「ゼロ数量取引を検出」とは
小数点第21位を四捨五入した際に0になってしまう取引がアップされた際に表示されます。
クリプタクトでは、現在小数点第20位まで対応しています。小数点第21位を四捨五入した際に0になってしまうような非常に数量の小さい取引については「数量ゼロ取引」として識別し、お知らせしています。
2.ゼロ数量取引が検出されるケースの例
例:0.01ETHを使い、1234567891234567891234AAAを取得した。(ETHとAAAのスワップ)
「0.01ETH÷1234567891234567891234AAA」でAAAの1枚当たりの価格「0.000000......ETH」が算出されます。
非常に小さい数値でクリプタクトでは識別ができないため、帳簿上での価格(主軸通貨1枚当たりの決済通貨価格)は1AAA=0ETHと識別する仕様としています。それにより実際にはスワップの際に0.01ETHを使用しているにも関わらず、0ETH使用した履歴として登録されます。
3.対応について
小数点21位より小さい数字についてもクリプタクトに反映されたい場合、カスタム取引としてアップしてください。
上記例のケースですと、①AAAのJPY建での買い・②ETHをJPY建ての売り、の2つの取引に分けて履歴をアップすることで、使用したETHの枚数をクリプタクトに反映させることができます。
元の取引は「除外」し、二重計上とならないようにして下さい。
画面上から取引履歴の手動追加・修正・削除・除外
①AAAをJPY建で購入したとする記載方法
日時 | 種類 | ソース | 主軸通貨 | 取引量 | 価格 | 決済通貨 | 手数料 | 手数料通貨 | コメント |
取引日時 | BUY | 任意 | AAA | 1234567891234567891234 | (※1) | JPY | 0 | JPY | 任意 |
(※1)主軸通貨がクリプタクト対応コインの場合、価格を空欄にするとクリプタクトの時価を参照します。(決済通貨は必ずJPYなどの法定通貨を選択。)
対応コインではない場合、自身で「主軸通貨1枚あたりの決済通貨価格」を調べて記載してください。「決済通貨総枚数÷主軸通貨総枚数」で求めることができるため、0.01÷1234567891234567891234で計算し、1AAAコインあたりのETHの価格が算出できたら、ETHを取引時の時価での日本円価格に換算し、価格の欄に入力ください。
②ETHをJPY建で売却したとする記載方法
日時 | 種類 | ソース | 主軸通貨 | 取引量 | 価格 | 決済通貨 | 手数料 | 手数料通貨 | コメント |
取引日時 | SELL | 任意 | ETH | 0.01 | (※1) | JPY | 0 | JPY | 任意 |
(※1)主軸通貨がクリプタクト対応コインの場合、価格を空欄にするとクリプタクトの時価を参照します。(決済通貨は必ずJPYなどの法定通貨を選択。)対応コインではない場合、自身で調べて記載してください。