「ゼロ数量取引を検出」について

こちらのヘルプページでは、「ゼロ数量取引を検出」について説明いたします。

 

1. ゼロ数量取引を検出とは

クリプタクトでは、現在小数点第20位まで対応しておりますが、小数点第21位を四捨五入した際に0になってしまうような非常に数量の小さい取引については「数量ゼロ取引」として識別しお知らせしております。

 

2. ゼロ数量取引が検出されるケースの例

例)AAAコインとETHコインのスワップ(AAAコイン:1234567891234567891234枚取得/ETHコイン0.01枚使用)

上記の例の場合は、ETHコインを使ってAAAコインを取得したという取引になり、主軸通貨1枚あたりの決済通貨価格は、1AAA=0.01÷1234567891234567891234で求められるため、1AAA=0.000000......ETHとなります。

クリプタクトでは非常に小さい数値で識別ができないため、帳簿上では、主軸通貨1枚当たりの決済通貨価格は1AAA=0ETHと自動で識別され、それにより実際にはスワップの際に0.01ETHを使用しているにも関わらず、0ETH使用したということで登録されます。

 

3. 対応について

AAAコインをJPYの買い(BUY)、ETHをJPYの売りとして、2つの取引にわけてカスタムファイルでアップすることで、使用したETHコインの枚数を表現することができます。

もとの取引は「除外」し二重計上とならないようにして下さい。
■画面上から取引履歴の手動追加・修正・削除・除外

 

▼AAAをJPY建で購入したとする記載方法

日時 種類 ソース 主軸通貨 取引量 価格 決済通貨 手数料 手数料通貨 コメント
取引日時 BUY 任意 AAA 1234567891234567891234 (※1) JPY 0 JPY 任意

(※1)主軸通貨がクリプタクト対応コインの場合、価格を空欄にするとクリプタクトの時価を参照します。(決済通貨は必ずJPYなどの法定通貨を選択。)

対応コインではない場合、自身で「主軸通貨1枚あたりの決済通貨価格」を調べて記載してください。「決済通貨総枚数÷主軸通貨総枚数」で求めることができるため、0.01÷1234567891234567891234で計算し、1AAAコインあたりのETHの価格が算出できたら、ETHを取引時の時価での日本円価格に換算し、価格の欄に入力ください。

 

▼ETHをJPY建で売却したとする記載方法

日時 種類 ソース 主軸通貨 取引量 価格 決済通貨 手数料 手数料通貨 コメント
取引日時 SELL 任意 ETH 1234567891234567891234 (※1) JPY 0 JPY 任意

(※1)主軸通貨がクリプタクト対応コインの場合、価格を空欄にするとクリプタクトの時価を参照します。(決済通貨は必ずJPYなどの法定通貨を選択。)対応コインではない場合、自身で調べて記載してください。