本ページではリキッドステーキング(流動性ステーキング)の取引についてご紹介します。
リキッドステーキングの損益計算方法について、国税庁からの明確な指針はありませんので、最終的には必ずご自身で担当の税務署や税理士にご確認ください。
リキッドステーキングの取引について、開始時に受け取る代替トークンを使った取引が多く存在しており、取引が発生した場合にはその取引について何かしらの損益が発生するものと考えられます。そのため、代替トークンの取得簿価が必要となることから、クリプタクトのDeFi取引一覧では流動性ステーキング開始時に代替トークンを受け取ったタイミングで原資産と代替トークンのスワップ/NFT売買として認識することで代替トークンの取得簿価を認識することとしています。
2024年12月時点、代替トークンを使ったお取引を全くしていない場合の計算方法を含め、国税庁からは本取引の計算方法に関して案内がございません。ご自身のご判断でスワップ/NFT売買として認識しない場合は除外を選択ください。
以下LIDOでの履歴を例としてご紹介いたします。
1. ETH→stETH(流動性提供の開始/解除)
ETHの預入時のstETHの取得 / stETHを返却して預入分のETHが戻った履歴を確認した際にはETHとstETHのスワップ/NFT売買として認識いたします。スワップ/NFT売買として認識しない場合は除外を選択して同期してください。
2. stETHの使用
- stETHでステーキングをした場合
stETHをステーキングしたことにより、報酬を受け取った場合は、ステーキング報酬として認識いたします。 - stETHで売買・交換した場合
1にてスワップ/NFT売買を選択した場合、stETHの取得履歴が反映されております。stETHの取得履歴をもとに平均取得単価が算出されるため、そちらを用いて損益が認識されます。除外を選択した場合、stETHの取得履歴が必要になりますのでご留意ください。