DeFi取引一覧において、複数のNFTが1つのトランザクションにまとまっている時の対処方法

1つのトランザクション内で複数のNFTが同時に取引されている場合、個々のNFTの価格が識別できません。その場合、各NFTの価格が分からず損益計算ができないため、手動で価格等の編集を行う必要があります。

 

DeFi取引は「取引一覧」画面上からの手動で編集・除外・削除ができないため、以下2通りの対応方法がございます。

 

1.カスタム取引としてアップロードする方法

STEP1:当該取引は「DeFi取引一覧」画面上で「除外」を選択


STEP2:カスタム取引として各NFTの取引をアップロード

例①)

10ETHでA・B・C の3個のNFTを購入した。
トランザクション上では、A・B・Cの個々の価格は反映されないが、自身では以下の価格で購入したことが分かっているので、カスタムファイルに記載し、履歴をアップする。
A=2ETH、B=2ETH、C=6ETH

▼NFT(A)を2ETHで購入

日時 種類 ソース 主軸通貨 取引量 価格 決済通貨 手数料 手数料通貨 コメント
取引日時 BUY 任意 A(※1) 1 2(※2) ETH 0 JPY 任意

▼NFT(B)を2ETHで購入

日時 種類 ソース 主軸通貨 取引量 価格 決済通貨 手数料 手数料通貨 コメント
取引日時 BUY 任意 B(※1) 1 2(※2) ETH 0 JPY 任意

▼NFT(A)を6ETHで購入

日時 種類 ソース 主軸通貨 取引量 価格 決済通貨 手数料 手数料通貨 コメント
取引日時 BUY 任意 C(※1) 1 6(※2) ETH 0 JPY 任意

(※1)NFTはDeFiトークンで表現してください。
(※2)主軸通貨1枚当たりの決済通貨価格を記載。

例②)

10ETHで5個のNFTを購入。
各2ETHで購入し、それぞれを別のNFTとして認識させずにまとめてアップしたい。
(※国税庁より、明確な指針がないため、NFTを個別に管理せず、まとめて管理することが認められるかは自身で税務署や、担当の税理士にご確認ください。)

▼NFT5個を各2ETHで購入

日時 種類 ソース 主軸通貨 取引量 価格 決済通貨 手数料 手数料通貨 コメント
取引日時 BUY 任意 A(※1) 2(※2) ETH 0 JPY 任意

(※1)NFTはDeFiトークンで表現してください。

(※2)主軸通貨1枚当たりの決済通貨価格を記載。

 


2.コンバート機能を利用する方法

①「取引一覧」画面上で当該取引を選択し、「コンバート」を行う
※詳細なステップは以下ヘルプページをご参照ください。
コンバート機能の使い方


2. 「コンバート」により複数の取引(ETH支払で3つのNFTを購入した場合であれば、ETHの出金が1件と、NFTの入金が3件)が「取引一覧」上に生成されます。生成されたNFTの各取引を編集して、それぞれに割当価格を入力して保存下さい。