取引所のファイルとAPIの併用について

本ヘルプページでは、同一の取引所において、取引所のファイルとAPIを併用して履歴を反映させる方法を紹介します。

 

1.取引所のファイルからAPIへ切り替える

1.1 はじめに 

取引所のファイルで取引履歴をアップロードした後にAPI連携を行った場合でも、二重計上を防ぐために、ファイルでアップロードされた最新の取引日時以降の履歴のみをAPIから取り込む仕様となっております。そのため、原則として取引の二重計上は発生いたしませんのでご安心ください。

 

1.2 注意事項

取引所のファイルとAPIの切り替え時点付近の取引について、まれに重複(※)して取り込まれる可能性があります。API連携へ切り替えた後は取引一覧で重複がないか確認し、あった場合は自身で削除してください。
※API連携ではミリ秒単位の取引時刻まで取得されるため、ミリ秒単位で発生した取引の漏れを防ぐための設計により重複が起きることがあります。

 

1.3 取引所のファイルからAPIへ切り替える方法

取引所のファイルをアップした状態で、そのままAPIを同期してください。
APIの同期(連携)、再同期方法

取引所のファイルでアップされた接続先はデフォルトでチェックが外れています。お取引をされている取引にも関わらずチェックが外れている場合は、自身でチェックを入れてください。これまでファイルでアップした履歴の最新取引日時(※)以降の履歴のみを自動反映します。
※「API連携画面>API接続先」より、接続先別に履歴の最新取引日時が確認できます。

▼例:bitbankでこれまでファイルで履歴を反映していたが、APIに切り替えたい場合
「bitbank/取引所 取引履歴」にチェックを入れ「送信する」をクリックすると、ファイルで反映済みの最新日時(2024/4/7 29:20)以降の履歴が反映される。
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2.APIから取引所のファイルへ切り替える

2.1 はじめに

二重計上防止の観点より、同取引所においてAPIが連携された状態だと取引所のファイルはアップできない仕様としております。

 

2.2 注意事項

取引所ファイルをアップロードする際、取引日時の指定はできないため、ファイル内のすべての取引が読み込まれます。日付を絞りたい場合は、ファイルのダウンロード時に取引所で日付を指定してください。
もし日付指定ができず、ファイル内にすでにAPIで取り込まれている取引が含まれている場合は、二重計上が発生する可能性があります。その際は、取引一覧から重複している履歴をご自身で削除してください。

 

2.3 APIから取引所のファイルへ切り替える方法

API連携を削除する

二重計上防止の観点より、同取引所においてAPIが連携された状態だと取引所のファイルはアップできない仕様としております。そのため、API連携を削除ください。

※API連携を削除しても取引一覧に反映済みの取引履歴自体は削除されません。

 

②取引所よりダウンロードした取引所のファイルをアップロードする

アップロード時に取引日時の指定はできないため、ファイル内の全取引が読み込まれます。日付を絞りたい場合は、ファイルをダウンロードされる時点で日付を指定してください。

取引履歴ファイルダウンロード方法
取引履歴をアップロードする方法

 

③ 二重計上となっている取引を削除する

②で日付を指定してファイルをダウンロードできなかった場合、ファイル内にすでにAPIで取り込まれている取引が含まれていると、二重計上が発生する可能性があります。その際は、重複している取引を取引一覧から削除してください。