「少額誤差調整」の使い方

本ページでは「少額誤差調整」について紹介します。

1.  少額誤差調整とは

自身で設定した少額の誤差の範囲内であれば、システム上その誤差を無視し損益計算をする機能です。(※デフォルトでは日本円換算で100円)
本来「ポジション不足」の未分類取引となる取引も設定金額に応じて、強制的にポジションを「0」とし、計算を継続させます。

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■未分類取引とは

2.  少額誤差調整の設定方法

STEP1
画面左上の「帳簿設定」タブ、または「取引一覧」タブの画面右側の設定アイコンをクリック

 

STEP2
高度な設定の「少額誤差調整」で、ON/OFFや少額とする金額を自身で設定し、「更新」をクリック
(※デフォルトでは日本円換算で100円)
__________2023-04-13_122823.png※自己責任で設定してください。少額誤差調整の金額を大きくすると、ポジション不足の未分類取引による注意喚起機能が弱くなるため、履歴のアップ漏れなどが起きやすくなります。

 

3.  少額誤差調整された取引の確認方法

少額誤差調整された取引は、取引履歴一覧上では黄色で表示されます。

 

取引履歴一覧の「ステータス」にて「自動調整」を選択し、「適用する」で抽出することも可能です。

__________2023-04-13_141930.png

 

取引詳細の例:

1BTCしか保有していない状態で、それ以上(1.000000001BTC)の売却履歴がアップされた。本来は「ポジション不足」の未分類取引となり計算から除外される。しかし、0.000000001BTCは日本円換算すると100円未満なので、少額誤差調整され誤差は無視したことを意味する。(少額誤差設定:100円時)

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免責

利用規約にあります通り、上記の記載内容およびそれに派生する事象について、クリプタクトは一切責任を負いません。また、税務上のご不明点につきましてはご自身の税理士にご確認くださいますようお願い致します。