このページでは、クリプタクトでの「取引所ごとの損益計算・表示」について説明します。
クリプタクトでは、取引所ごとの損益計算・取引所ごとの保有コイン枚数の表示はしていません。
国税庁からの指針により、仮想通貨の損益計算は取引所ごとに算出することは認められていません。そのため、クリプタクトではアップされたすべての取引所の各コインの合算枚数のみを追って損益を算出しています。
例えば、A取引所でBTCを1枚100万円で購入し、翌日B取引所でBTCを1枚150万円で購入したとすると、移動平均取得単価は125万円となります。その後BでBTC1枚を170万円で売却すると実現損益は45万円(=170万円-125万円)となります。ここで、A、Bそれぞれの取引を別々に計算してしまうと、Aでは損益0(Aでは売却していないため)、Bでは20万円(=170万円-150万円)の実現損益となり、合計した値が本来の45万円と一致しません。これは全てのファイルをアップロードしてないことにより、別の取引所で購入したBTCの平均取得単価を計算できないため生じます。よって取引所別に取引履歴をアップロードして実現損益を計算しないでください。
【関連記事】